越後赤塚駅

越後赤塚駅（えちごあかつかえき）

越後赤塚駅は、新潟県新潟市西区赤塚に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）越後線の駅です。

歴史

1914年（大正3年）12月25日：越後鉄道の駅として開業。
1927年（昭和2年）10月1日：越後鉄道が国有化され、国鉄越後線所属となる。
1962年（昭和37年）2月1日：貨物取扱を廃止。
1982年（昭和57年）:
5月31日：荷物扱いを廃止。CTC導入に伴い、無人駅化。
11月24日：現在の駅舎が完成。
1985年（昭和60年）：現在の跨線橋が完成し、供用開始。構内踏切を廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
1997年（平成9年）10月1日：新潟駅 - 当駅間に1往復（6時台）の運行を開始（2010年12月から越後曽根駅まで延長運転）。
2006年（平成18年）1月21日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2017年（平成29年）：駅構内のトイレ改修工事が完了。男女別のトイレとなる。
2018年（平成30年）：跨線橋の外装改修工事が完了。運行情報・時刻表のデジタルサイネージが設置される。
2019年（令和元年）：駅舎と跨線橋との通路にシェルター（上屋）が増築。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅です。駅舎とホームは跨線橋で連絡しています（かつて駅舎とホームの間に道路がありました）。

新潟駅が管理する無人駅ですが、一部時間帯において社員が派遣され、集札業務を実施する場合があります。駅舎は待合室の機能のみで、簡易Suica改札機（入場用・出場用各1台）、自動券売機（簡易型1台。Suica、オレンジカード等は使用不可）、トイレなどが設置されています。

駅舎前には、自動販売機、郵便ポスト、公衆電話があります。当駅周辺は冬季間の荒天時に地吹雪が発生しやすい厳しい立地条件です。ホームには待合室が設置されていますが、ホーム上屋は吉田 - 新潟間の全駅を通じて唯一設置されていません。運行情報と時刻表を兼ねたデジタルサイネージがあります。

のりば

2番線を上下主本線とした一線スルーとなっていますが、一部の列車を除いて方向別にホームを使い分けます。1番線は設備上では下り列車のみ対応しています。

利用状況

かつて新潟鉄道管理局が公表した1981年度の1日平均乗車人員は362人で、利用者数は吉田 - 新潟間各駅で最も少なかったです。

2010年度までの年間乗車人員は新潟市統計書に掲載されています。

なお、無人駅については発券データが正確に計上されないため、2011年度以降の乗車人員データは非公表となっています。

駅周辺

以前は周囲を水田に囲まれた場所に位置していましたが、1990年代から土地区画整理事業による宅地開発が進み、みずき野ニュータウンが建設されました。1994年には、新潟国際情報大学が開学するなど周辺地区の開発が進んでいます。現在、駅周辺の地名も住居表示の実施により「みずき野」となっています。

新潟市西区の赤塚地区と中野小屋地区のほぼ中間点に位置していますが、双方の中心地へは車で約5分、徒歩30分弱の距離です。

2018年12月には、周辺住民や新潟国際情報大学、新潟看護医療専門学校の学生らが協力して地域活性化を目指し、駅前の街頭にクリスマスに向けたイルミネーションを設置しました。

新潟県道168号越後赤塚停車場四ッ郷屋線
新潟県道46号新潟中央環状線
新潟国際情報大学（みずき野キャンパス）
新潟看護専門学校
佐潟（赤塚地区）
新潟市立赤塚小学校（赤塚地区）
新潟市立小瀬小学校（中野小屋地区）

バス路線

2019年6月現在、駅前のロータリーから区バス・住民バスが2路線発着しています。詳細は新潟市西区のコミュニティバスの項を参照してください。

コミュニティ佐潟バス：赤塚地区の住民組織が運営主体となり、当駅と新潟交通内野営業所間を結びます。
西区バス・中野小屋ルート：新潟駅発着の路線バス「W4 大堀線」の一部を延伸したもので、槇尾 - 当駅間が区バス区間です。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■越後線

越後曽根駅 - 越後赤塚駅 - 内野西が丘駅

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