馬喰横山駅

馬喰横山駅の紹介

馬喰横山駅（ばくろよこやまえき）は、東京都中央区日本橋横山町に位置する都営地下鉄新宿線の駅です。駅の番号はS 09で、馬喰駅務管区に属しています。この駅は1978年12月21日に開業し、その後複数の路線との接続が始まりました。駅周辺は商業施設や学校が立ち並び、公共交通の要所として利用されています。

接続路線

馬喰横山駅は、東京都交通局の浅草線（東日本橋駅）や、JR東日本の総武快速線（馬喰町駅）への乗り換えが可能です。都営浅草線への乗り換えは、改札外を経由して行う必要があります。自動改札機はピンク色とオレンジ色の2種類が設置されており、磁気きっぷでの乗り換えの場合はオレンジ色のものを使用します。一方、定期券やICカードであるPASMO、Suicaを利用すれば、どちらの改札機でも乗り換えが可能です。

歴史

馬喰横山駅の歴史は1978年の開業から始まり、同時に浅草線の東日本橋駅とJR東日本の馬喰町駅との接続が実現しました。1997年、急行停車駅に昇格し、2007年にはICカード「PASMO」の利用が始まりました。2015年には東日本橋駅が馬喰駅務管理所に編入され、2016年には馬喰駅務管理所が改組されました。

駅名の由来

駅名は「日本橋馬喰町」と「日本橋横山町」という隣接する地名に由来しています。これにより、地域の特性を反映した駅名となっています。

駅構造

馬喰横山駅は相対式ホーム2面2線を持つ地下駅で、改札口は地下1階と地下3階にあり、ホームは地下2階に位置しています。この駅では、馬喰駅務管区の管理下にあり、新宿線や浅草線の運行を担当しています。駅構内には定期券発売所や商業施設も設置されており、利用者の利便性が高まっています。

利用状況

2023年度のデータによると、馬喰横山駅の1日平均乗降人員は106,131人に達しており、新宿線の中では新宿駅、神保町駅に次ぐ第3位の利用者数を誇ります。これは、駅周辺の商業施設やオフィスビルの発展と連動していると言えるでしょう。過去の年度と比較すると、乗降人員数は着実に増加している傾向が見られます。

駅周辺

駅周辺には、国道6号線（江戸通り）や東京都道302号新宿両国線（靖国通り）、清洲橋通りが通っており、交通の便が良いです。さらに、東日本橋三丁目郵便局やオーケー日本橋久松町店、フレスコ日本橋横山町店など、生活に便利な施設も充実しています。また、中央区立日本橋中学校も近くにあり、地域の教育環境にも寄与しています。

バス路線

駅周辺にはいくつかのバス路線もあり、「東日本橋駅前」「馬喰横山駅」「富沢町」が最寄りの停留所です。都営バスやコミュニティバスが運行されており、アクセスが便利です。特に、江戸バス（北循環）やメトロリンク日本橋Eラインなど、地域住民の移動手段として利用されています。

隣接駅

都営新宿線内では、馬喰横山駅の隣の駅は「神保町駅」と「浜町駅」で、急行や各駅停車が停車するため、利便性が高いエリアといえるでしょう。

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