馬堀海岸駅

馬堀海岸駅について

馬堀海岸駅は、神奈川県横須賀市馬堀町三丁目に位置する、京浜急行電鉄本線の駅です。駅番号はKK63で、地域の人々に親しまれています。

歴史

馬堀海岸駅は、1930年（昭和5年）4月1日に開業しました。その後、時代の変遷とともに運営会社が変わり、1941年には湘南電気鉄道と京浜電気鉄道の合併により京浜電気鉄道の駅となり、1942年には東京横浜電鉄への合併を経て東京急行電鉄（大東急）の駅となりました。そして、1948年6月1日に京浜急行電鉄が発足し、現在の京浜急行電鉄の駅として運営されています。

駅構造

駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、有人駅です。地形の関係から、改札口はホーム下に設けられています。かつては下りホームの大津方に改札と駅舎があり、上りホームへは構内踏切を通る構造でしたが、1986年以前に駅舎が移転されました。現在でも、その名残として階段と当時の駅舎の床スラブの一部が残っています。

のりば

利用状況

2021年度の1日平均乗降人員は7,124人で、京急線全72駅中60位です。近年は利用者が減少傾向にあり、2014年度には1日の乗降客数が1万人を割りました。

駅周辺

駅名は、駅の近くにある馬堀海岸に由来します。駅の北側には、西武不動産が開発した新興住宅地が広がっていますが、昭和30年代までは、駅のすぐ北側が海水浴場でした。馬堀という地名には、以下のような伝承が残っています。

• - 水を求めて倒れていた僧侶の前に白馬が現れ、岩の近くを掘ったところ清水が湧き出した。
• - その泉は、現在でも馬堀小学校のそばに馬頭観音と共に祀られています。

駅周辺には、以下の施設があります。

• - 防衛大学校
• - 横須賀市立馬堀小学校
• - 横須賀市立馬堀中学校
• - 横須賀馬堀海岸郵便局
• - 湘南信用金庫馬堀支店
• - 横浜銀行馬堀支店
• - 西友馬堀店
• - 横須賀温泉 湯楽の里
• - 国道16号
• - 馬堀海岸公園

バス路線

駅の北側にある県道209号上には「馬堀海岸駅」バス停が、駅の裏手徒歩3分ほどの県道208号上には「矢ノ津坂」バス停が設置されています。これらのバス停から、京浜急行バスの各路線が利用できます。

馬堀海岸駅

東方向
- 須22: 防衛大学校行
- 堀23: 立野団地循環
- 須24: 観音崎行（走水経由）
- 須28: 観音崎自然博物館行 ※休日日中のみ
西方向
- 須22・須24・須28: 横須賀駅行（米ヶ浜経由） ※18時台まで
- 須22・須24: 横須賀駅行（日ノ出町経由） ※18時台以降
- 堀23: 堀内駅行
- 堀23: 堀内行 ※夜のみ

矢ノ津坂

東方向（全路線浦賀駅経由）
- 須26: かもめ団地行
西方向
- 須25・須26: 横須賀駅行（米ヶ浜経由） ※朝・日中のみ

隣の駅

京浜急行電鉄

本線
■特急・■普通
京急大津駅 (KK62) - 馬堀海岸駅 (KK63) - 浦賀駅 (KK64)

脚注

注釈

出典

京浜急行電鉄の1日平均利用客数
神奈川県県勢要覧

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

馬堀海岸駅（各駅情報） - 京浜急行電鉄
馬堀海岸地区環境整備 - 国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所

もう一度検索