Ə

アゼルバイジャン語の文字「Ə, ə」

「Ə, ə」は、アゼルバイジャン語で用いられるラテンアルファベットの文字です。アルファベットの7番目に位置し、Eの後に続きます。この文字は、国際音声記号の[æ]に対応する音を表すために使われます。

大文字と小文字

大文字の「Ə」は、小文字の「ə」をそのまま大きくしたような形をしています。これは、一般的なアルファベットの大文字とは異なり、特徴的な形状をしています。

その他の使用例

ナイジェリアで使用される「Ǝ ǝ」は、別の文字であり、アゼルバイジャン語の「Ə, ə」とは異なります。また、「Ə, ə」はかつてカラカルパク語でも使用されていましたが、詳細についてはカラカルパク語の文字に関する記述を参照してください。

国際音声記号

国際音声記号では、小文字の「ə」はシュワー（中舌中央母音）を表します。シュワーは、曖昧な母音で、多くの言語で現れる音です。アゼルバイジャン語の文字と国際音声記号で同じ符号位置が使用され、文字名称も「Latin Capital Letter Schwa」「Latin Small Letter Schwa」と呼ばれます。

発音区別符号

「ə」には、発音区別符号が付くことがあります。以下はその例です。

ə̀ - グレイヴ・アクセント
ə́ - アキュート・アクセント

これらの発音区別符号は、発音の微妙な違いを示すために使用されます。

符号位置

Unicodeでは、アゼルバイジャン語の文字と国際音声記号で同じ符号位置を使用しています。

関連事項

関連する文字として、以下のキリル[[文字]]が挙げられます。

Ә ә -（キリル[[文字]]）
Ӛ ӛ -（キリル[[文字]]）

これらの文字は、異なる文字体系で使用されますが、似た音を表す場合があります。

シュワー

「ə」が表すシュワーは、言語学において重要な概念です。多くの言語で曖昧母音として現れ、発音記号として広く使用されています。

まとめ

アゼルバイジャン語の「Ə, ə」は、独自の形状と音価を持つ重要な文字です。国際音声記号としても使用され、幅広い分野でその役割を果たしています。かつては他の言語でも使用されていたことがあり、歴史的な側面も持ち合わせています。

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