けやき台駅

けやき台駅について

けやき台駅は、佐賀県三養基郡基山町大字小倉に位置する、九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の駅です。駅番号はJB11です。

歴史

1990年3月10日に開業しました。2000年9月20日には自動改札機が設置され、2009年3月1日にはICカードSUGOCAの利用が開始されました。2022年3月11日にきっぷうりばが営業を終了し、翌12日には無人駅となりました。同年4月1日からは業務委託駅から簡易委託駅へと変更されました。なお、無人化後の3月12日から3月31日までは、JR九州グループの社員が派遣され、案内業務などを行っていました。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。レンガ風の壁とドーム屋根が特徴的な橋上駅舎は、東京駅をイメージして設計されました。開業当初は西側のみに出入口がありましたが、後に小郡市が全額負担し、駅東側の国道3号を跨ぐ「けやき台駅前歩道橋」が建設され、駅舎と一体化しました。これにより、西側の基山町と東側の小郡市を結ぶ役割も担っています。

現在は基山町が受託する簡易委託駅として運営されており、平日の7時から10時、16時から18時は有人ですが、それ以外の時間帯は無人駅となっています。駅舎には自動券売機が設置されており、SUGOCAの利用が可能です。ただし、カードの販売は行っておらず、チャージのみが可能です。

のりば

利用状況

2020年の1日平均乗車人員は1,003人です。

近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

駅周辺

駅は基山町の北東端部に位置しており、周辺では旭化成が開発した「サンシティけやき台」などの住宅開発が平成初期に進められました。駅から東に約200m進むと福岡県小郡市に入ります。

駅の東側には国道3号が鹿児島本線に並行して通っており、2007年3月には片側2車線化が完了しました。沿道にはロードサイド店舗が数多くあります。国道3号を約700m北上すると「三国境」という交差点があります。これは、かつてこの地に筑前国、筑後国、肥前国の3つの国の境界点があったことに由来します。三国境交差点の近くには、対馬藩が建てた「従是西肥前国對州領」の国境石と、黒田藩が建てた「従是東筑前国」の国境石が残されています。

駅周辺の主な施設としては、以下のようなものがあります。

基山ドライビングスクール
基山PA - 九州自動車道
小郡カンツリークラブ
ニュータウン（佐賀県側：けやき台、福岡県側：希みが丘）
麻生学園小学校（希みが丘ニュータウン内）
ハンバーグ・ショップ「キリン屋」
シュロアモール筑紫野
ロピア 筑紫野シュロアモール店
丸幸ラーメンセンター
温泉センター「アマンディ」
フレッシュリーグ「筑紫野ドリームズ」球場

バス路線

きやまコミュニティバス（基山タクシー）が運行しており、けやき台、高島団地、やよいがおか鹿毛病院、基山町役場方面へのアクセスが可能です。

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線

■快速：通過
■区間快速（一部列車のみ停車）・■普通：原田駅 (JB10) - けやき台駅 (JB11) - 基山駅 (JB12)

脚注

[外部リンク] けやき台駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

関連項目

* 日本の[[鉄道駅]]一覧

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