みろく横丁

八戸屋台村 みろく横丁

みろく横丁は、青森県八戸市にある、個性豊かな固定式屋台が軒を連ねる飲食店施設です。地元の人々はもちろん、観光客にも人気のスポットとなっています。

概要

2002年11月19日、東北新幹線八戸駅の延伸開業に合わせてオープンしました。運営は、地元企業の経営者らによって設立された有限会社北のグルメ都市が行っています。横丁の名前は、八戸市中心街の三日町と六日町を結ぶ位置にあることから、両町の頭文字を取り「みろく横丁」と名付けられました。

横丁の道路幅は2.4メートルで鍵型をしており、三日町側の「おんで市」と六日町側の「やぁんせ市」の2つのエリアで構成されています。これらの名前は、八戸弁の「おんでやぁんせ」（いらっしゃいませの意味）に由来しています。

北海道帯広市の「北の屋台」を参考にしつつ、環境への配慮や地産地消を推進するスローフード運動に取り組み、他の都市の屋台との差別化を図っています。「地域循環型、バリアフリー型の『環境対応型屋台村』」としても評価され、八戸を代表する観光名所の一つとなっています。2007年度の年間売上高は約5億6千万円でした。

開業時の店舗数は25店舗でしたが、その後26店舗に増えています。若手企業家の育成を重要なミッションとしており、契約期間を数年の短期間とし、中心市街地の空き店舗への出店を支援するコンサルティングなども行っています。定期的にリニューアルも行われており、2024年4月20日には5年ぶりのリニューアルオープンが行われ、26店舗中半数の13店舗が入れ替わりました。

歴史

2002年11月19日 - みろく横丁（六日町側「やぁんせ市」）がオープン。
2003年1月28日 - みろく横丁（三日町側「おんで市」）がオープン。
2024年4月20日 - リニューアルオープン。26店舗中13店舗が入れ替わる。

周辺情報

みろく横丁の周辺には、花小路をはじめとする複数の横丁があり、飲食店が軒を連ねています。また、以下の施設も近隣にあります。

さくら野百貨店八戸店
カネイリ番町店
まちの駅はちのへ
ダイワロイネットホテル八戸
なか卯八戸八日町店
ローソン八戸ロイネットホテル店
八戸市庁
八戸市美術館
チーノはちのへ
青い森信用金庫本店
モリタ
はっち
いわとくパルコ
ホテルサンルート八戸
パチンココンサートホール八戸店
東京第一イン八戸アネックス

アクセス

八戸市庁から徒歩5分
JR八戸線本八戸駅から徒歩約10分
八戸市営バス・南部バス「八戸中心街ターミナル（中央通り）」バス停下車、徒歩約3分
JR・青い森鉄道八戸駅から車で15分
八戸市営バス・南部バス・十和田観光電鉄バス「八戸中心街ターミナル（八日町）」バス停下車、徒歩約3分
八戸自動車道八戸インターから車で約7分
三沢空港から特急三沢空港連絡バス（八戸八日町行）で約40分、「八日町」バス停終点下車

最寄りのバス停

表通り（「おんで市」）：八戸市営バス・南部バス「八戸中心街ターミナル（三日町(1番のりば)）」
裏通り（「やぁんせ市」）：八戸市営バス・南部バス・十和田観光電鉄バス「八戸中心街ターミナル（六日町(5番のりば)）」

みろく横丁は、八戸の食文化を気軽に楽しめる、活気あふれるスポットです。ぜひ一度、足を運んでみてください。

もう一度検索