アンドリュー・ハリソン

アンドリュー・マイケル・ハリソン（Andrew Michael Harrison、1994年10月28日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ出身のバスケットボール選手。ポジションは主にシューティングガード（SG）とポイントガード（PG）をこなす。

双子の兄弟であるアーロン・ハリソンもバスケットボール選手として活躍している。

大学入学まで

テキサス州のトラビス高校時代、アンドリューは双子のアーロンと共にその才能を発揮し、将来を嘱望される選手として注目を集めた。2013年には、高校生を対象とした選抜試合であるマクドナルド・オール・アメリカンゲームやジョーダンブランド・クラシックに出場するなど、輝かしい実績を残した。

大学は、バスケットボールの名門校として知られるケンタッキー大学に進学。

ケンタッキー大学時代

2013-14シーズンには、同じく有望な選手であったジュリアス・ランドルと共にチームを牽引し、NCAAトーナメントでFinal 4まで進出する原動力となった。この活躍により、2014年のNBAドラフトにアーリーエントリーする予定だったが、最終的に回避。

2014-15シーズンもNCAAトーナメントでFinal 4まで勝ち進んだものの、準決勝でフランク・カミンスキーとサム・デッカーを擁するウィスコンシン大学に惜しくも敗れた。

NBAへの挑戦

兄弟は2015年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明。アーロンはドラフトで指名を受けることができなかったものの、後にシャーロット・ホーネッツと契約。一方、アンドリューは44位でフェニックス・サンズから指名された後、ジョン・ルーアーとのトレードで交渉権がメンフィス・グリズリーズに移動。NBAサマーリーグを経てグリズリーズと契約したものの、プレシーズンで結果を残せず、シーズン開幕前に解雇という苦渋を味わった。解雇後、グリズリーズ傘下のアイオワ・エナジーに送られ、再びNBA入りを目指すことになった。

2015-16シーズン、ハリソンはDリーグ（現Gリーグ）で平均18.5得点4.9アシストという好成績を記録し、その実力を証明した。

2016年7月、サマーリーグで再びグリズリーズの一員としてプレーし、同年7月12日にグリズリーズと契約。2016-17シーズンの開幕戦、対ミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、前シーズンまでスターターを務めていたトニー・アレンが負傷欠場した関係で、ハリソンは先発として起用され、チームの開幕戦勝利に大きく貢献した。

その他

ケンタッキー大学時代のチームメイトには、カール＝アンソニー・タウンズ、ウィリー・コーリー＝ステイン、トレイ・ライルズ、デビン・ブッカーなど、後にNBAで活躍する選手たちがいる。

外部リンク

NBA D-League profile
Kentucky Wildcats bio

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