イオンモール旭川駅前

イオンモール旭川駅前

イオンモール旭川駅前は、北海道旭川市宮下通に位置する大型複合商業施設（ショッピングセンター・駅ビル）です。この施設には、シネマコンプレックスのイオンシネマ旭川駅前、ホテルであるJRイン旭川も併設されています。

概要

旭川駅周辺の再開発事業「北彩都あさひかわ整備事業」の一環として、旭川ターミナルビル（旭川エスタ・旭川ターミナルホテル）跡地に建設されました。北海道旅客鉄道（JR北海道）が主体となってビルを設置し、イオンモール株式会社が北海道内初出店となる駅直結型の店舗を運営しています。核店舗である「イオン旭川駅前店」の運営は、イオン北海道が担当しています。

観光振興への取り組みも特徴の一つです。1階のインフォメーションでは、旭川総合観光情報センター（あさテラス）と連携し、周辺の観光案内や公共交通機関の案内を提供しています。また、海外からの旅行者向けに、館内フリーWi-Fiや海外冷凍冷蔵宅配サービスの導入、一部店舗での免税サービスも実施しています。

2015年（平成27年）1月29日には、「旭川観光基本方針」に賛同し、旭川市とイオンとの間で包括連携協定が締結されました。同年3月5日からは旭川WAONカードの販売を開始し、このカードの利用による売り上げの一部は、旭川市旭山動物園の魅力向上や中心市街地の賑わい創出による地域経済活性化の取り組みに寄付されています。さらに、隣接する平和通買物公園と連携した企画を開催することで、周辺の回遊性を高める取り組みも行っています。

主なテナント

核店舗のイオン旭川駅前店は、北海道内初の「イオンスタイル」店舗です。ただし、店舗名としては「イオンスタイル」ではなく「イオン」を使用しています。売り場は1階のみで、食品と健康雑貨に特化しています。また、札幌丸井三越が小型店「MI PLAZA（エムアイプラザ）」として入居し、2009年（平成21年）に丸井今井旭川店が閉店して以来、6年ぶりに旭川に再進出しました。2023年（令和5年）には、株式会社ロフトが「旭川ロフト」として入居し、2016年（平成28年）に西武旭川店が閉店して以来、7年ぶりに旭川に再進出しています。

イオンシネマ旭川駅前

イオンシネマ旭川駅前は、イオンエンターテイメントが運営するシネマコンプレックスです。イオンエンターテイメントは、ワーナー・マイカル・シネマズ時代に道内で江別、小樽、北見、釧路に映画館を開館していますが、2013年7月1日にイオンシネマズと統合してからは初の開館となりました。北海道内での映画館の新規開館としては、2011年7月15日オープンの「じゃがポックルシアター」（現在の新千歳空港シアター）以来、3年8か月ぶりとなります。また、旭川市中心部としては、2010年8月31日に旭川東宝が閉館して以来、4年7か月ぶりの映画館となりました。

JRイン旭川

JRイン旭川は、JR北海道ホテルズが運営するホテルです。施設の5階から11階に位置しています。朝食は4階（イオンモール内）の「グランファームビュッフェ」を利用する形式となっています。

施設

客室
シングルルーム (17 m²)
エコノミーツインルーム (17 m²)
ツインルーム (24 m²)
ラージツインルーム (27 m²)
ユニバーサルルーム (30 m²)
その他
JRインラウンジ
大浴場（男女別）

アクセス

自動車
道央自動車道 旭川鷹栖ICより15分
鉄道
* JR函館本線・JR宗谷本線・JR富良野線 旭川駅北口より徒歩１分

詳細は、公式サイト「アクセスマップ」を参照してください。

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