ウクライナ紛争中の都市の支配状況

2014年から続くウクライナ紛争（ドンバス戦争と2022年ロシアのウクライナ侵攻を含む）における、ウクライナの各都市・町の支配状況を一覧で示します。この紛争は、ウクライナの領土と人々に大きな影響を与え続けています。

主要都市・州の状況

以下は、ウクライナの主要な都市と州の現状です。

キーウ特別市：ウクライナの首都であり、紛争中もウクライナの支配下にあります。
ザカルパッチャ州：ウクライナ西部に位置し、紛争の影響は比較的少ない地域です。
リヴィウ州：ウクライナ西部に位置し、紛争の影響は限定的です。
ウォリニ州：ウクライナ北西部に位置し、紛争の影響は比較的少ない地域です。
イワノ＝フランキウシク州：ウクライナ西部に位置し、紛争の影響は限定的です。
リウネ州：ウクライナ北西部に位置し、紛争の影響は比較的少ない地域です。
テルノーピリ州：ウクライナ西部に位置し、紛争の影響は限定的です。
フメリニツィキー州：ウクライナ西部に位置し、紛争の影響は限定的です。
チェルニウツィー州：ウクライナ西部に位置し、紛争の影響は限定的です。
ジトーミル州：ウクライナ北部に位置し、紛争の影響は限定的です。
ヴィンニツャ州：ウクライナ中西部に位置し、紛争の影響は限定的です。
キーウ州：ウクライナ中北部に位置し、首都キーウを囲む州です。
チェルカースィ州：ウクライナ中部に位置し、紛争の影響は比較的少ない地域です。
キロウォフラード州：ウクライナ中部に位置し、紛争の影響は比較的少ない地域です。
チェルニヒウ州：ウクライナ北部に位置し、紛争の影響は限定的です。
スムイ州：ウクライナ北東部に位置し、ロシアとの国境に接する地域です。
ポルタワ州：ウクライナ中東部に位置し、紛争の影響は比較的少ない地域です。
ドニプロペトロウシク州：ウクライナ中東部に位置し、紛争の影響は限定的です。
ハルキウ州：ウクライナ北東部に位置し、ロシアとの国境に接する地域です。2014年4月7日にハリコフ人民共和国が独立を宣言しましたが、すぐにウクライナ政府によって鎮圧されました。
オデーサ州：ウクライナ南部に位置し、紛争の影響は限定的です。
ミコライウ州：ウクライナ南部に位置し、一部地域（スニフリウカ町周辺とキンブルン半島）がロシア連邦によって併合が宣言されました。
スニフリウカ町周辺：2022年9月30日にロシア連邦が併合を宣言。
キンブルン半島：現在もロシアの支配下にあります。
ヘルソン州：2022年9月30日にロシア連邦が住民投票の結果として自国への編入を宣言しました。
ザポリージャ州：2022年9月30日にロシア連邦が住民投票の結果として自国への編入を宣言しました。
ドネツィク州：2014年4月7日に親ロシア派がドネツク人民共和国の建国を宣言し、ウクライナ軍との戦闘が続いていましたが、2022年9月30日にロシア連邦が併合を宣言しました。
ルハンシク州：2014年4月に親ロシア派がルガンスク人民共和国の建国を宣言し、ウクライナ軍との戦闘が続いていましたが、2022年9月30日にロシア連邦が併合を宣言しました。

クリミアとセヴァストポリ

2014年 3月16日に行われた住民投票で「ロシアへの帰属」が多数を占めたとされ、翌3月17日に「クリミア共和国」としてウクライナからの独立を宣言、3月18日にロシア連邦が併合しました。しかし、この併合を承認した国はごく少数です。

ウクライナ紛争中の都市の支配状況