エフエムせとうち

特定非営利活動法人エフエムせとうち

特定非営利活動法人エフエムせとうちは、鹿児島県大島郡瀬戸内町の地域を中心に超短波放送（FM放送）を行う特定地上基幹放送事業者です。このラジオ局は、地域密着型のコミュニティ[[放送]]を展開しており、愛称は「エフエムせとうち」として親しまれています。

概要

エフエムせとうちは、24時間の放送を提供しており、自社制作の番組に加えて、MBCラジオ、あまみエフエム、エフエムうけんの番組も取り入れています。自社制作番組は原則として1日に1本放送され、1本の放送は約30分弱の内容です。これらの番組は、あまみエフエムやエフエムうけん、エフエムたつごうでも放送されており、あまみエフエムのSimulRadioを通じてエフエムせとうちの番組を聴くことも可能です。

放送施設

エフエムせとうちの演奏所は瀬戸内町古仁屋船津23にあり、町内には離島を含む3箇所に送信所が設置されています。親局は瀬戸内町大字阿木名苅法354にあり、送信出力は20Wです。また、中継局が2つあり、与路島にはエフエムせとうちよろしま（5W）、阿室釜小宮にはエフエムせとうちしのかわ（1W）が存在します。放送区域は瀬戸内町全域には届かないものの、平成22年の国勢調査によると、町内の全世帯の多くが放送区域に含まれています。

沿革

エフエムせとうちの沿革を振り返ると、2011年11月21日に特定地上基幹放送局の予備免許を取得、2012年4月23日に本免許を取得し、同年の4月25日に開局しました。しかし、2021年2月28日には放送を一時休止しました。これは放送設備の移転のためであると広報せとうちの令和3年2月号で通知され、その後も移転工事や新法人による電波の許認可が必要であるため、休止期間が延長されました。最終的には2021年3月5日までに総務省の情報にて廃局扱いとなりました。

2022年1月14日、エフエムせとうちと同じ周波数76.8MHzで、一般社団法人せとうちラジオ放送に新たに予備免許が交付され、コールサインは異なるJOZZ0CQ-FMが付与されました。

外部リンク

• - エフエムせとうち 76.8MHz 公式ブログ
• - コミュニティ[[放送]]局に予備免許 - 九州総合通信局

このように、エフエムせとうちは地域に根ざした放送を続け、地域住民に必要な情報や娯楽を提供し続けている重要な媒介となっています。

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