グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ〜ベスト・ヒッツ・ライヴ

『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ〜ベスト・ヒッツ・ライヴ』

ポール・マッカートニーのライブアルバム『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ〜ベスト・ヒッツ・ライヴ』は、2009年にリリースされました。このアルバムには、2009年7月にニューヨーク・メッツのホームグラウンドであるシティ・フィールドで行われたコンサートの音源が収められています。これは、1965年にビートルズがシェイ・スタジアムで演奏した歴史を持つ場所で、ポールが最初にパフォーマンスを行った新しいスタジアムです。

コンサートの背景

シティ・フィールドのオープンにあたり、シェイ・スタジアムでのビートルズの影響を受けた多くのファンにとって、この新しい会場でポール・マッカートニーが演奏することは特別な意味を持っていました。シェイ・スタジアムの最後のコンサートが2008年にビリー・ジョエルによって行われ、その際にポールがゲスト出演したことも話題になりました。そして『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ』では、逆にビリー・ジョエルがゲストとして登場し、共演の素晴らしい瞬間を生み出しました。

アルバムの内容

このアルバムには、全35曲が収録されており、ビートルズの楽曲が21曲、ウイングスが6曲、ポールのソロキャリアからの曲が5曲、さらにジョン・レノンの作品が1曲含まれています。”I’m Down”のパフォーマンスでは、1965年のビートルズのシェイ・スタジアムのライブ映像が挿入され、懐かしさを感じさせる演出となっています。

アルバムは、通常盤の2CDと1DVD、さらには初回限定デラックス盤もリリースされました。デラックス版には、シティ・フィールドでの公演の前に行われた、エド・サリヴァン・シアターでのライブ映像がボーナスDVDとして付いています。

収録曲

CD1

• - ドライヴ・マイ・カー
• - ジェット
• -オンリー・ママ・ノウズ
• - フレイミング・パイ
• - ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
• - レット・ミー・ロール・イット
• - ハイウェイ
• - ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
• - マイ・ラヴ
• - ブラックバード
• - ヒア・トゥデイ
• - ダンス・トゥナイト
• - カリコ・スカイズ
• - ミセス・ヴァンデビルト
• - エリナー・リグビー
• - シング・ザ・チェンジズ
• - バンド・オン・ザ・ラン

CD2

• - バック・イン・ザ・U.S.S.R.
• - アイム・ダウン
• - サムシング
• - 夢の人
• - ペイパーバック・ライター
• - ア・デイ・イン・ザ・ライフ / 平和を我等に
• - レット・イット・ビー
• - 007 死ぬのは奴らだ
• - ヘイ・ジュード
• - デイ・トリッパー
• - レディ・マドンナ
• - アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
• - イエスタデイ
• - ヘルター・スケルター
• - ゲット・バック
• - サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド / ジ・エンド

DVD

収録曲のほとんどはCDと同じですが、デラックス盤にはボーナスの映像が含まれており、特にエド・サリヴァン・シアターからのライブパフォーマンスは注目です。

メンバー

アルバムでは、ポール・マッカートニーを中心にバンドメンバーが演奏を繰り広げています。ポールは、リードボーカルや各種楽器を演奏し、一層多彩なパフォーマンスを実現しました。このアルバムは、ポール・マッカートニーの音楽キャリアを祝う重要な作品となっています。

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