ザ・ヘッドハンターズ (プロレス)

ザ・ヘッドハンターズは、ヘッドハンターA（マヌエル・サンチアゴ）とヘッドハンターB（ヴィクトル・サンチアゴ）の双子によるタッグチームです。全盛期の体格は180cm、150kg。主に日本とプエルトリコで活躍しました。

特徴

外見: 非常に似たコスチュームを着用し、ファイトスタイルも酷似しているため、見分けるのが困難です。
体格: 巨体ながらもアクロバティックな動きを見せ、観客を沸かせました。

来歴

1987年にプロレスラーとしてデビュー。1991年にW★INGプロモーションに参戦し初来日。W★ING認定世界タッグ王座を獲得し、一躍トップタッグチームとなりました。その後、W★INGの崩壊まで同団体で活動しました。

1993年にはECWにも参戦し、ECWタッグ王座も獲得。インディー団体で実績を重ねます。

1992年2月9日、松永光弘が後楽園ホールのバルコニーからダイブした際、対戦相手として落下を受け止めたことでも知られています。

1995年にはビクター・キニョネスが創設したI.W.A.JAPANに参戦。同団体のデスマッチ戦線で活躍し、IWA世界タッグ王座も獲得。中牧昭二・小野浩志組との世界初のガラスデスマッチを行ったのも、ザ・ヘッドハンターズです。

1996年にはFMWに移籍し、世界ブラスナックルタッグ王座、世界ストリートファイト6人タッグ王座を獲得しました。

インディー団体では数々の実績を残しましたが、WWF（1996年ロイヤルランブル、1997年）、全日本プロレス（1998年世界最強タッグ決定リーグ戦出場）といったメジャー団体では目立った活躍はありませんでした。

2000年代に入ると、両者ともコンディションを崩し、メキシコやアメリカのインディー団体への出場が中心となりました。2007年にはハッスルに参戦、2015年には超戦闘プロレスFMWにも参戦しています。

2022年、ヘッドハンターA（マヌエル）が集中治療を受けていることが、松永光弘のブログで明かされました。

得意技

ムーンサルト・プレス: ヘッドハンターAのみが使用。巨体から繰り出すムーンサルトプレスは、非常に迫力がありました。観客が双子を見分けるための数少ない方法の一つでした。
ダイビング・ボディ・プレス
ダイビング・エルボー・ドロップ
ダイビング・ギロチン・ドロップ

タイトル歴

W★ING認定世界タッグ王座
IWA世界タッグ王座
CMLL世界タッグ王座
インターナショナル・グランプリ優勝（ヘッドハンターA）
世界ブラスナックルタッグ王座
世界ストリートファイト6人タッグ王座

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