ショーン・スタージャック

ショーン・スタージャック（Shawn Stasiak、1970年7月21日 - ）は、カナダ・オンタリオ州オークビル出身のプロレスラー。本名はショーン・エミール・スティピッチ（Shawn Emile Stipich）。リングネームは、より原音に近い表記では「ステイジアック」となる。

父は、第5代WWWFヘビー級王者であるスタン・スタージャック。幼少の頃からプロレスに触れて育った。

プロレスラーとしてのキャリア

地元の学校でレスリングを学んだ後、ドリー・ファンク・ジュニアの指導を受けプロレスラーとしての基礎を築く。1996年、アメリカ西海岸のインディー団体PCCWにて、ショーン・スタージャックの名でデビュー。

その後WWF（現WWE）と契約し、下部組織OVWを経て1999年4月に前座番組『ヒート』に登場。この時のリングネームは「ミート（Meat）」であった。同年11月には、『サバイバー・シリーズ』でカート・アングルのWWFデビュー戦の相手を務めた。

2000年からはWCWに登場。「パーフェクト」の称号を巡りカート・ヘニングと抗争を展開した。同年5月にはチャック・パルンボとのタッグチーム「パーフェクト・イベント（Perfect Event）」を結成し、クロニック（ブライアン・アダムス&ブライアン・クラーク）を破りWCW世界タッグ王座を獲得。若手軍団ナチュラル・ボーン・スリラーズ（NBT）の一員としても活動したが、後にパルンボがショーン・オヘアとタッグを組むようになると敵対。NBT解散後は、マーク・ジンドラックとのタッグでパルンボ&オヘアと抗争した。

WCW崩壊後、WWEと再契約。WCW / ECW連合軍アライアンスの一員となるも、コミカルなキャラクターへと転向。バトルロイヤルでは即座に失格となったり、バックステージでWWE勢に奇襲を仕掛けるも失敗に終わるなど、マヌケな役回りを演じた。「惑星スタージャック（Planet Stasiak）から来た男」と自称し、ブロック・レスナーなどに挑発を繰り返したが、ジョバーとしての役割を担い、2002年9月に怪我のため解雇された。

引退後

プロレスラー引退後は、指圧師として活動。テキサス州ダラスのParker College of Chiropracticに通い、2006年8月にカイロプラクティック専門職学位を取得。2007年には、テキサス州におけるカイロプラクター開業資格を得ている。

得意技

スタージャック・プレックス
WCW時代から使用していたフィニッシャー。当初は同型技であるパーフェクト・プレックスを使用していたカート・ヘニングを挑発する形で使用した。
パーフェクト・プラント
WWF時代のフィニッシャー。デスバレー・ドライバーと同型。
ミート・グラインダー
リバースDDT
ハングマンズ・ネックブリーカー
バックフリップ

獲得タイトル

WWE
ハードコア王座：16回
WCW
WCW世界タッグ王座：3回（w / チャック・パルンボ）
その他
MCW TV王座：1回

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