フィリピンの地方

フィリピンの国土は、大きく分けてルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島の3つの地域に区分され、さらに18の地方に細分化されています。それぞれの地方は、合計82の州によって構成されています。これらの州は、さらに市（City）と町（Municipality）に分かれ、それぞれの市と町は、最小の行政単位であるバランガイ（Barangay）で構成されています。


行政区分詳細

地方（Region）:
フィリピンを構成する18の行政区分。
各地方は複数の州を包含。

州（Province）:
各地方を構成する行政区画。
合計82の州が存在。

市（City）:
州に属する都市。
一部は高度都市化市（Highly Urbanized City）や独立市（Independent Component City）として州から独立。

町（Municipality）:
州に属する行政区画。

バランガイ（Barangay）:
市や町を構成する最小の行政単位。


特別な行政区画

高度都市化市（Highly Urbanized City）:
高い都市化レベルを持つ市。
州の管轄から独立した行政単位。

独立市（Independent Component City）:
州の管轄から独立した行政単位。

バンサモロ自治地域（Bangsamoro Autonomous Region）:
ミンダナオ島に存在する自治地域。
自治区政府が存在。
6つの州とコタバト州の63のバランガイから構成。
スールー州は、2024年9月9日に最高裁判所によってバンサモロ自治地域の一部ではないと宣言されたが、最終判決が出るまで自治地域に留まる。


近年の行政区画変更

2024年6月13日、西ビサヤ地方の一部の州と中部ビサヤ地方の二つの州が分離し、新設されたネグロス島地方の一部となりました。これにより、フィリピンの行政区画は変動しています。


関連情報

ISO 3166-2:PH:
フィリピンの行政区画をコードで表す国際標準。

フィリピンの州:
各州の詳細な情報については、関連資料を参照。


外部リンク

フィリピン基礎講座－地方行政:
フィリピンの地方行政に関する詳細な情報を提供。

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