ロバの音楽座

ロバの音楽座

ロバの音楽座は、古楽器と空想楽器（創作楽器）を使い、器楽合奏、コーラス、音楽劇、仮面劇など、多岐にわたる表現活動を展開する合奏団です。1973年に結成されたカテリーナ古楽合奏団を母体とし、1982年に子どもたちのための合奏団として新たにスタートしました。

特徴

多彩な楽器: 中世・ルネサンス時代の古楽器に加え、オリジナルの空想楽器を使用し、独特な音世界を創り出しています。
幅広い活動: ホール公演、子ども劇場、小学校、幼稚園など、様々な場所で公演を行うほか、創作楽器のワークショップや教育者向けのレクチャーコンサートも開催しています。
高い評価: キッズデザイン賞金賞（経済産業大臣賞）をはじめ、数々の賞を受賞しており、創造的な活動が高く評価されています。
ロバハウス: 東京都立川市にある古楽の小屋「ロバハウス」を拠点として活動しています。ここは、古楽の発信地として、また様々なジャンルのアーティストが集う交流の場となっています。

メンバー

現在のメンバーは以下の通りです。

松本雅隆：バグパイプ、ハーディ・ガーディ、ルネサンスギター、パンパイプなど
上野哲生：リュート、サズ、サントゥール、プサルタリーなど
冨田りぐま：ポルタティーフ・オルガン、足踏みオルガン、コンサーティーナなど
大宮まふみ：リコーダー、フルート、ボウドプサルテリー、パンパイプなど
長井和明：セルパン、クルムホルン、ブンパカパッパ、リコーダー、テナードラムなど
松本更紗：ヴィオラ・ダ・ガンバ、ダンス

過去には、塙純子（ハープ）、須藤みぎわ（リコーダー）、クリストファー・ハーディー（パーカッション）、吉田水子（コントラバス）、染谷太郎（パーカッション）、飯塚直子（リコーダー）などがメンバーとして在籍していました。

歴史

1973年：松本雅隆がカテリーナ古楽合奏団を結成。
1980年：子どものための音の創造学校「ロバの学校」を開始。
1982年：ロバの音楽座が結成。「手作り音楽会」で公演活動を開始。
1984年：「愉快なコンサート」が厚生省中央児童福祉審議会の特別推薦文化財作品に選ばれる。
1992年：ロバの音楽座の拠点となる「ロバハウス」が完成。
1995年：「ジグの空想音楽会」初演。
2005年：東映教育映画『みみをすます』が文部科学大臣賞を受賞。
2006年：ジブリアニメ『ゲド戦記』の録音に参加。
2009年：キッズデザイン賞金賞を受賞。

ディスコグラフィー

ロバの音楽座のCDは、クルムホルンレコードより購入可能です（一部在庫切れの場合があります）。

外部リンク

公式サイト（ロバハウス）

ロバの音楽座は、子どもから大人まで楽しめる、温かみのある音楽を届け続けています。

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