上篠崎

上篠崎（かみしのざき）

上篠崎は、東京都江戸川区の東端に位置し、江戸川を挟んで千葉県と接する自然豊かな町です。一丁目から四丁目までが住居表示されており、住宅地と自然が調和した地域となっています。

地理

上篠崎は、江戸川区の東端に位置し、東側は江戸川を境に千葉県市川市と隣接しています。北は北篠崎、南は篠崎町、西は西篠崎や鹿骨と接しています。町域東部には江戸川とその河川敷を利用した篠崎緑地が広がり、北部には都立篠崎公園があります。市街地の中にも生産緑地が点在し、自然が比較的多く残っているのが特徴です。

堤防と都市計画

現在、上篠崎一丁目付近では江戸川のスーパー堤防化と周辺のまちづくりが一体となった事業が計画されています。また、上篠崎四丁目から北へ、篠崎街道を経て鹿骨三丁目へと至る補助288号線の建設も計画されており、将来的に篠崎駅周辺の交通アクセスが向上することが期待されています。

地価

2024年1月1日時点の公示地価によると、上篠崎1-4-4の地点で1平方メートルあたり31万9000円となっています。

歴史

上篠崎の歴史は、1932年の江戸川区成立時に「上篠崎町」として始まりました。その後、1966年に町名地番整理が行われ、上篠崎町一丁目から四丁目が成立。ただし、篠崎公園敷地内は旧町名のまま残されました。1990年に改めて住居表示が実施され、現在の「上篠崎一丁目～四丁目」となりました。これにより、1966年以前の「上篠崎町」は廃止されています。

町名の由来

町名は、旧来の「篠崎村」に由来しています。

世帯数と人口

2024年8月1日現在、上篠崎の世帯数と人口は江戸川区によって発表されています。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移は、過去からの変化を記録しています。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移もまた、地域の変化を示すデータとして提供されています。

学区

上篠崎の児童・生徒が通う小・中学校の学区は、2023年4月時点で定められています。ただし、江戸川区では学校選択制度が導入されているため、区内全域から学校を選択することが可能です。

事業所

2021年の経済センサス調査によると、上篠崎における事業所数と従業員数が集計されています。

事業所数の変遷

過去の経済センサス調査による事業所数の推移は、地域経済の動向を示す指標となっています。

従業員数の変遷

経済センサス調査による従業員数の推移もまた、地域の雇用状況を把握する上で重要です。

交通

鉄道

上篠崎町内には鉄道駅はありませんが、隣接する篠崎町にある都営新宿線篠崎駅が利用可能です。

バス

京成バスが運行しており、小岩駅、新小岩駅、篠崎駅、瑞江駅、一之江駅などへのアクセスが可能です。

水上交通

かつては江戸川水上バスが運行していましたが、2001年以降は運休しています。

道路

東京都道307号王子金町江戸川線（柴又街道）、東京都道451号江戸川堤防線（篠崎街道）、鹿骨街道が主要道路です。

施設

• - 篠崎コミュニティ会館
• - 江戸川区立篠崎第二小学校
• - 浅間幼稚園
• - 第二押上幼稚園
• - 篠崎公園（野球場、テニスコート、ドッグランなど）
• - 江戸川グランド（サッカー場）
• - 江戸川河川敷篠崎緑地
• - 本郷用水親水緑道
• - 篠崎浅間神社
• - 妙勝寺
• - 慶乗院

行事

• - 江戸川区花火大会：毎年8月第一土曜日に篠崎公園先の江戸川河川敷で開催される、都内最大規模の花火大会です。
• - 江戸川区民まつり：毎年10月に篠崎公園で開催されます。
• - 浅間幟祭り：毎年6月30日から7月1日にかけて浅間神社で行われる祭りです。

その他

• - 郵便番号：133-0054（集配局：小岩郵便局）

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