中央区
コミュニティバス、通称「江戸バス」は、
東京都中央区が運行する
コミュニティバスです。
2009年12月1日に運行を開始し、当初の予定より前倒しでの開業となりました。運行は
日立自動車交通に委託されています。
概要
江戸バスは、「北循環」と「南循環」の2つのルートで運行する循環路線です。各停留所には、中央区役所から順に番号が振られています。バスの運行状況は、パソコンや携帯電話から確認できる
バスロケーションシステムで確認できます。
バスロケーションシステム
PC:
http://www.hitachi-gr.com/hitachi-autotrans/kotsu/edobus/index.html
携帯サイト限定のサービスとして、指定したバス停への接近情報をメールで知らせる「接近メール」もあります。
沿革
2008年
7月30日:第1回
コミュニティバス導入検討会を開催
10月30日:第2回
コミュニティバス導入検討会を開催
12月1日:
コミュニティバス導入基本計画について
パブリックコメントを実施
2009年
2月26日:第3回
コミュニティバス導入検討会を開催
7月31日:第4回
コミュニティバス導入検討会を開催
11月29・30日:中央区役所前で運行開始記念式を開催
12月1日:運行開始
2011年
1月8日:ダイヤ改正を実施。北循環で一部ルート変更。
2012年7月14日:ダイヤ改正を実施。南循環で一部ルート変更。
運行内容
運賃は大人・小人とも100円均一です(未就学児童および区内在住の障害者手帳提示者は無料)。
利用可能な支払い方法
現金(1000円札のみ対応)
専用回数券(11枚綴り1,000円、車内販売あり)
専用一日乗車券(300円、車内販売あり)
1ヶ月定期券(両路線利用可能、3,000円、持参人式)
1ヶ年定期券「協賛定期券」(両路線利用可能、30,000円、個人協賛を兼ねた定期券。プラスチック製カード、持参人式。
日立自動車交通でのみ販売)
交通系ICカード(
PASMO・
Suicaのみ利用可能。利用履歴には「日立自交」と表示)
東京都シルバーパスは利用できません。
毎年10月下旬または11月上旬の「中央区まるごとミュージアム」開催日は無料開放されます。
江戸バス乗車券販売所
回数券・一日乗車券・1か月定期券は以下の店舗で購入できます。
有限会社 川名薬局(北15 馬喰横山駅)
有限会社 伊東眼鏡店(南2 祝橋)
聖路加国際病院地下売店(南5
聖路加国際病院)
宮本たばこ店(南12
月島スポーツプラザ)
株式会社 ロイヤルパークホテル(北21A 蛎殻町二丁目 土日祝のみ停車。平日は北22 蛎殻町一丁目
水天宮前駅)
乗継割引制度
以下の停留所では無料乗り継ぎが可能です。乗車時に乗務員に乗継券を申し出てください。
北循環(1)・南循環(1) 中央区役所
北循環(4) 八重洲通り東:
水天宮前駅方面→東京駅八重洲北口方面のみ可能
南循環(5)
聖路加国際病院:
勝どき駅方面→
月島方面のみ可能
北循環(28) 新川二丁目・南(9) マイホーム新川:両バス停は約500m離れています。
北循環(2)・南循環(30) 新富二丁目
路線
両ルートとも20分間隔で運行しています。詳細な情報は公式サイトをご確認ください。
北循環
(1)中央区役所→(3)八丁堀駅→(4)八重洲通り東→(6)東京駅八重洲北口→(12)日本橋保健センター→(15)馬喰横山駅→(17)浜町駅(
明治座前)→(22)蛎殻町一丁目
水天宮前駅→(28)新川二丁目→(4)八重洲通り東→(30)新富区民館→(1)中央区役所
一周の所要時間:約1時間10分
八重洲通り東では、中央区役所方面と東京駅方面のバスが同じバス停に停車します。
既存の
都営バス路線との重複を避けた経路となっています。
南循環
(1)中央区役所→(3)築地本願寺→(5)
聖路加国際病院→(9)マイホーム新川→(12)
月島スポーツプラザ→(16)晴海区民館→(18)
勝どき駅→(21)豊海町→(22)勝どき五丁目→(25)
勝どき駅前→(5)
聖路加国際病院→(1)中央区役所
一周の所要時間:約1時間5分
聖路加国際病院では、中央区役所方面と
月島スポーツプラザ方面のバスが同じバス停に停車します。
一部区間で既存の
都営バス路線と重複があります。
車両
運行開始時には、
日野自動車製の小型
ノンステップバス・ポンチョが9台導入されました。車体には猫などのイラストが描かれ、
小判には「百円」と描かれています。
中央区は品川ナンバー区域ですが、
日立自動車交通の営業所は
足立区綾瀬にあるため、専用車両は足立ナンバーとなっています。
外部リンク
中央区コミュニティバス(江戸バス) -
東京都中央区
江戸バス - 日立自動車交通