中泊町立武田小学校

中泊町立武田小学校

中泊町立武田小学校は、青森県北津軽郡中泊町富野に位置する公立小学校です。2022年現在、児童数は73名。地域に根ざした教育活動を展開しています。

概要

武田小学校は、旧中里町の一部を学区としています。卒業生の主な進学先は、学区内にある中泊町立中里中学校です。

沿革

武田小学校は、明治初期に富野小学として開校して以来、地域の教育を支え続けてきました。以下に主な沿革を記します。

1877年（明治10年）4月6日 - 富野小学として開校
1878年（明治11年） - 富野簡易小学校と改称
1885年（明治18年） - 田茂木小、豊岡小を統合
1887年（明治20年） - 富野尋常小学校と改称
1901年（明治34年） - 長泥分教場を設置（後に独立）
1925年（大正14年） - 武田尋常高等小学校と改称
1932年（昭和7年） - 下長泥分教場を設置（後に独立）
1937年（昭和12年） - 協和分校を設置
1941年（昭和16年） - 武田国民学校と改称
1947年（昭和22年） - 武田村立武田小学校と改称
1955年（昭和30年） - 中里町立武田小学校と改称、協和分校を通年制分校とする
1963年（昭和38年） - 現在地に新校舎完成
1964年（昭和39年） - 完全給食実施
1967年（昭和42年） - 創立90周年式典挙行
1968年（昭和43年） - 十勝沖地震により校舎に被害
1983年（昭和58年） - 日本海中部地震により校舎が使用不能となり、分散授業を実施
1984年（昭和59年） - 新校舎に移転
1987年（昭和62年） - 創立110周年記念式典挙行
1997年（平成9年） - 協和分校が閉校
2005年（平成17年） - 中泊町立武田小学校と改称

長きにわたる歴史の中で、武田小学校は幾度かの校舎の移転や災害、分校の設置・閉校などを経験し、その都度、地域社会との連携を深めながら教育活動を続けてきました。

学区

武田小学校の学区は、以下の地域です。

芦野
田茂木
富野
福浦
豊岡
豊島

周辺環境

学校周辺には、自然豊かな公園や神社があり、地域住民の憩いの場となっています。

桜づつみ公園
猿賀神社(中泊町)
岩木川
青森県道197号神原中里線

アクセス

津軽鉄道線 大沢内駅から徒歩約40分
津軽鉄道線 津軽中里駅から車で約10分
中泊町役場から車で約10分

参考文献

『青森県教育史 別巻』（青森県教育委員会・1973年）

関連項目

青森県小学校一覧

外部リンク

中泊町ホームページ
* 中里の教育年表

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