中神駅

中神駅 (なかがみえき)

中神駅は、東京都昭島市朝日町一丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）青梅線の駅です。駅番号はJC 53。

歴史

青梅鉄道の開業当初、立川 - 拝島間に駅は存在しませんでした。しかし、中神村では1896年（明治29年）に駅設置を決議し、住民からの寄付金を集めました。その後、中神村外八ヶ村組合も駅設置を決定し、1898年（明治31年）に青梅鉄道へ新駅設置を申請しました。村民の長年の願いが叶い、1908年（明治41年）に開業に至りました。

年表

1908年（明治41年）
2月7日：青梅鉄道株式会社（後の青梅電気鉄道）が中神停車場新設を申請。
2月25日：設置が認可。
5月16日：営業開始。
7月19日：開業届出。
1944年（昭和19年）4月1日：青梅電気鉄道が国有化され、運輸通信省青梅線の駅となる。
1971年（昭和46年）2月1日：荷物扱い廃止。
1978年（昭和53年）7月1日：貨物取り扱いを廃止。
1987年（昭和62年）
4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
7月1日：昭島市自由通路開通。
1989年（平成元年）12月26日：橋上駅舎使用開始。
1993年（平成5年）10月7日：東口に自動改札機を設置。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2005年（平成17年）3月25日：みどりの窓口の営業を終了し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置。
2010年（平成22年）8月4日：ミニ駅ビル開業。
2012年（平成24年）2月22日：「もしもし券売機Kaeruくん」を廃止、多機能券売機を設置。
2014年（平成26年）12月19日：指定席券売機を設置。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。駅構内にはエレベーターやエスカレーターが設置され、バリアフリー化されています。昭島市が管理する自由通路は、南北に分かれる構造で、エスカレーターの乗り換え部分には高低差があります。かつては貨物営業も行われていたため、その跡地が北口に残っていましたが、再開発によって姿を消しました。

JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅。
自動券売機3台（内1台は多機能券売機）・自動改札機・自動精算機が設置。
早朝時間帯は無人となるため、乗車駅証明書が必要。
改札内橋上に売店KIOSKがあります。

のりば

ホーム有効長は12両編成に対応しています。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は11,211人です。

駅周辺

駅前には商店街が広がり、その周辺は住宅地となっています。

ミニ駅ビル（北口）
フランスベッド 東京工場
いなげや 昭島中神店
東京都下水道局多摩川上流水再生センター（多摩川ふれあい水族館）
* 東京都道59号八王子武蔵村山線

バス路線

北口にバスロータリーがあり、西武バスとAバスが運行しています。南口からは少し離れた場所にAバスの停留所があります。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

青梅線

■特別快速「ホリデー快速おくたま」（土休日のみ）：通過

■通勤特快（平日上りのみ）・■青梅特快・■通勤快速（平日下りのみ）・■快速・■各駅停車（以上はいずれも青梅線内は各駅に停車）

東中神駅 (JC 52) - 中神駅 (JC 53) - 昭島駅 (JC 54)

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