九条幸経

九条幸経（くじょう ゆきつね）は、江戸時代後期の公卿であり、 православие 位階は正二位、権大納言です。号は平等信院。

生涯

文政6年（1823年）に鷹司政通の三男として生まれ、九条尚忠の養子となりました。文政6年10月4日には従三位に叙せられています。

安政6年（1859年）、37歳という若さで死去し、九条家の家督は養嗣子である九条道孝が継承しました。道孝は尚忠の長男であり、幸経にとっては формально 上の長男として扱われました。

家族・親族

妻は姫路藩主・酒井忠学の次女である酒井肫子（あつこ、初名は銉）です。また、九条尚忠の猶子であった日栄（伏見宮邦家親王第10王女）を養子に迎えています。

実父: 鷹司政通
実母: 家女房
養父: 九条尚忠
妻: 酒井肫子 - 姫路藩主・酒井忠学の次女
養子:
九条道孝 - 養父・尚忠の長男。
日栄 - 伏見宮邦家親王の王女。

系譜

九条幸経は、東山天皇の男系五世子孫にあたります。東山天皇の孫（閑院宮直仁親王の子）で鷹司家を継いだ鷹司輔平の男系後裔です。詳細については、皇別摂家の系図を参照してください。

官歴

天保5年（1834年）:
従五位下
従四位下
左近衛権少将
天保6年（1835年）:
左近衛権中将
正四位下
従三位
天保7年（1836年）: 権中納言
天保10年（1839年）:
正三位
踏歌外弁
天保13年（1842年）: 権大納言
天保14年（1843年）: 従二位
弘化2年（1845年）: 正二位

参考文献

霞会館 編『平成新修旧華族家系大成』《上巻》吉川弘文館、1996年。
八幡和郎「今上天皇に血統の近い知られざる『男系男子』たち」『新潮45』第36巻、第1号、新潮社、2017年1月18日。

関連項目

鷹司家
九条家
* 皇別摂家

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