京王片倉駅

京王片倉駅について

京王片倉駅（けいおうかたくらえき）は、東京都八王子市片倉町にある京王電鉄高尾線の駅です。駅番号はKO48で、京王西管区に所属しています。この駅は、周辺地域の方々にとって重要な交通拠点となっています。

歴史

京王片倉駅は、その歴史の中でいくつかの変遷を経験しています。

1931年（昭和6年）3月20日：京王御陵線の片倉駅として開業しました。
1944年（昭和19年）5月31日：東京急行電鉄（大東急）に併合され、同社御陵線の駅となりました。
1945年（昭和20年）1月21日：御陵線が不要不急線に指定されたため、休止されました。
1948年（昭和23年）6月1日：東急から京王帝都電鉄が分離し、同社の駅となりました。
1967年（昭和42年）10月1日：高尾線の京王片倉駅として再開業しました。
2013年（平成25年）2月22日：準特急の停車駅となりました（急行は通過）。
2022年（令和4年）3月12日：準特急が廃止され、代わりに特急の停車駅となりました。

駅構造

京王片倉駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。傾斜地に位置しているため、線路は高尾山口寄りが地平、北野寄りが高架となっています。改札口は上りホームから一段下にあり、下りホームへは高架下の通路を経由します。エレベーターは専用の跨線橋に設置されています。横浜線片倉駅方面からの利用者は、駅舎入口が見つけにくいため、高架下をくぐった先で左折するよう案内されています。

また、国道16号を跨ぐ下り線の鉄橋は、御陵線開業時からのもので、銘板には「昭和五年 株式会社横河橋梁製作所」と刻まれています。

トイレはかつて上りホームにあり、ユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」が女性用トイレと兼用でしたが、2008年度に改札口を入って左手に移転し、「だれでもトイレ」は独立して設置されました。

のりば

上りの各駅停車は、次の北野駅で京王八王子駅始発の特急・急行列車に接続します。また、特急列車は各駅停車に接続します（一部列車を除く）。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は5,068人です。近年では、乗降人員は若干の変動を見せています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

国道16号
八王子市役所由井事務所
八王子市立由井中学校
八王子片倉郵便局
八王子子安南郵便局
片倉城跡公園
東日本旅客鉄道（JR東日本）横浜線 片倉駅（徒歩約10分）
キャスティング八王子店（釣具店）

バス路線としては、最寄りの「片倉城址」停留所から、神奈川中央交通と京王バスが運行しています。

八77系統：橋本駅北口行・八王子駅南口行（神奈中）
八81系統：めじろ台駅行・八王子駅南口行（京王）

駅名の由来

駅名は所在地の地名に由来しており、その地名は古くからカタクリの群生地であったことから名付けられました。現在の駅名「京王片倉」は、御陵線休止中に国鉄横浜線に片倉駅が開設されたため、1967年に高尾線として再開した際に改称されました。

隣の駅

京王電鉄高尾線における隣の駅は以下の通りです。

■急行：通過
■特急・■区間急行・■快速・■各駅停車（区間急行は定期列車の設定なし。快速は下りのみ運転）
北野駅 (KO33) - 京王片倉駅 (KO48) - 山田駅 (KO49)

外部リンク

* 京王電鉄 京王片倉駅

京王片倉駅は、地域住民の生活を支える重要な駅として、これからも利用され続けるでしょう。

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