人時

人時 (ベーシスト)

人時（ひとき、1972年7月19日 - ）は、日本の著名なベーシスト、作曲家、編曲家です。岐阜県土岐市出身で、血液型はO型。既婚者です。

経歴

1991年、清春、臣、鋭葵と共に伝説的なロックバンド、黒夢を結成し、音楽シーンに登場しました。

1999年、黒夢は惜しまれつつも無期限の活動停止を発表しました。

2000年、人時PIRANHAHEADSを結成し、シングルとアルバムを各1枚リリースしました。

2001年、人時PIRANHAHEADSの活動を停止し、dzi-beadsを結成。

2002年、ピラニアヘッズとして再始動し、後にバンド名をSpicy Sound Scratch（通称: SSS）に変更しました。

2004年、鈴木新（元黒夢）、安田政利（元Of-J）らと共にSUPER DROP BABIESを結成。

2005年、森川之雄（元ANTHEM）率いるTHE POWERNUDEに、大内"MAD"貴雅（元ANTHEM）らと共に加入。

2006年、森川以外のメンバーがTHE POWERNUDEを脱退。

2008年、横山和俊とDummy's Corporationを結成。ROBO+S（TAKUYAのバンド）に正式加入。

2009年

黒夢が1月29日の日本武道館公演で1日限りの再結成ライブを行い、その後正式に解散。
ROBO+Sが12月22日のライブをもって活動を終了。

2010年、黒夢解散ライブから1年後の1月29日、活動再開を発表しました。

概要

人時の芸名は、黒夢のボーカル清春が命名しました。「人は時を刻む」という言葉を省略し、本名の久時（ひさとき）が呼びにくいことから一文字減らして漢字を当てたなど、諸説あります。

人時は大の釣り好きとしても知られ、ツアー中や合宿中に時間を見つけては釣りに興じています。

初めて組んだバンドではドラムを担当しました。当初はベースを希望していたものの、ベーシストが既にいたことと、ドラムが空いていたことが理由でした。その後、尊敬する先輩の影響でギターに転向しましたが、後に参加したバンドでベーシストが不在だったため、ベースに転向しました。レコーディングではギターを担当することもあります。

黒夢の全盛時代にもかかわらず、「将来はスタジオミュージシャンになりたい」と発言することがありました。2010年1月には自身のブログで「演奏することがとても好き。沢山の人と競演したい」と述べており、その想いは一貫しているようです。

活動停止直後は黒夢について言及することはほとんどありませんでしたが、最近のインタビューでは「清さんの黒夢を世に出す戦略は凄かった」と清春を評価するコメントもしています。活動休止の理由については、「黒夢の長すぎるツアーによって家族の気持ちが離反しかけたこと」を挙げています。

影響

ベーシストとして尊敬する人物として、音楽プロデューサーの佐久間正英の名前を挙げています。

交友関係

そうる透とは師弟関係にあり、現在でもIZAM（SHAZNA）のサポートなどで共演しています。

音楽雑誌『GIGS』でベーシストとの対談企画を連載（2001年〜2002年）。恩田快人（元JUDY AND MARY）、松井常松らとベースについて語り合いました。

親交のあるアーティストとして、元Laputaのヴォーカリストakiを挙げています。4枚目のソロアルバム制作のきっかけは、akiから「人時くん、ベース・ソロの作品を作らない？」と言われたことだったと語っています。

ディスコグラフィー

(黒夢、SUPER DROP BABIES、ROBO+S、Dummy's Corporation、Creature Creatureの作品については原文参照)

サポート活動

baroque、aki（元Laputa）、Be-B（和泉容）、Tourbillon、未来（元SIAM SHADE|SIAM_SHADE）、IZAM（SHAZNA）、大塚愛、嵐、泉谷しげる、山下久美子、滝沢乃南、永崎翔、Hysteric Blue、紫SHIKIBU、YU-A、lynch.、Toshl、T-BOLAN、森友嵐士など、数多くのアーティストのライブやレコーディングをサポートしています。

人時は、その卓越した演奏技術と幅広い音楽性で、日本の音楽シーンに多大な影響を与え続けています。

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