入谷駅 (東京都)

入谷駅

入谷駅は、東京都台東区入谷一丁目に位置する東京地下鉄（東京メトロ）日比谷線の駅です。駅番号はH19で、駅のシンボルマークは朝顔です。

歴史

入谷駅は、1961年3月28日に帝都高速度交通営団（営団地下鉄）日比谷線の駅として開業しました。その後、2004年4月1日に営団地下鉄の民営化に伴い、東京地下鉄（東京メトロ）に継承されました。2007年3月18日にはICカード「PASMO」の利用が可能となり、2010年12月20日には2番線ホームに4番出入口が開設されました。2020年2月7日には発車メロディが導入されています。また、1964年の東京オリンピックに間に合うよう、急ピッチで建設された駅の一つです。

駅構造

入谷駅は、相対式ホーム2面2線を有する地下駅です。入谷商店街方面へは、北側（三ノ輪寄り）の出入口が便利です。トイレは2番線ホーム上野寄り改札内と、三ノ輪寄り改札外の2ヶ所にあります。後者のトイレには多機能トイレも設置されています。1992年にはホームの壁面がリニューアルされ、駅名標の上には入谷朝顔市にちなんだ朝顔のイラストが飾られています。

また、当駅のホームは構造上、列車の進入時に強い風が吹くため、注意喚起の看板が設置されています。2010年には、バリアフリー設備として、エスカレーターとエレベーターが新設されました。

建設中の1959年には、駅付近で氷河期に生息していたナウマンゾウの臼歯が発見されています。

のりば

発車メロディ

2020年2月7日より、スイッチ制作の発車メロディが使用されています。1番線は福嶋尚哉作曲の「銀箭」、2番線は大和優子作曲の「花びら」です。

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は36,239人で、東京メトロ全130駅中98位です。日比谷線内では小伝馬町駅に次いで利用者が少ない駅です。近年は駅周辺のマンション増加に伴い、乗降人員が増加傾向にあります。

駅周辺

駅の南側は大通りの交差点となっており、駅前にはスーパーマーケットなどが立地しています。そのため、交通量が多く、非常に混雑しています。駅の北側には、商店街や下谷警察署があります。近年は駅前を中心にマンションが増加しており、乗降人員も増加傾向にあります。

主な周辺施設

台東区役所 入谷地区センター
台東区入谷区民館
台東区入谷老人福祉館
台東区役所 西部区民事務所
台東区金杉区民館
台東区生涯学習センター
台東区立中央図書館
下谷警察署
東京都台東区立台東病院
真源寺（入谷鬼子母神） - 7月初旬の朝顔市で有名。
小野照崎神社
秋葉神社
太郎稲荷神社（落語「ぞろぞろ」の舞台）
台東入谷郵便局
台東根岸三郵便局
台東千束郵便局
上野郵便局
入谷あさがおロード
ココスナカムラ 入谷店
いなげや入谷店
日本医療労働会館
日本医療労働組合連合会
中央社会保障推進協議会
首都高速1号上野線 入谷出入口
国道4号
清洲橋通り
言問通り
根津駅（東京地下鉄千代田線）
鶯谷駅（JR山手線・京浜東北線）

バス路線

最寄りのバス停留所は、都営バスの「入谷鬼子母神（入谷駅前）」と、日立自動車交通が運行しているめぐりんの「入谷駅入口」です。

入谷鬼子母神 (入谷駅前)

都営バス
上26 上野公園行 / 亀戸駅行
草41 足立梅田町行 / 浅草寿町行

入谷駅入口

日立自動車交通
北めぐりん（根岸回り）/ 生涯学習センター北・台東病院・三ノ輪駅方面

隣の駅

東京地下鉄（東京メトロ）

日比谷線

上野駅 (H 18) - 入谷駅 (H 19) - 三ノ輪駅 (H 20)

脚注

注釈

出典

東京地下鉄の1日平均利用客数
東京都統計年鑑

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

入谷駅/H19 | 路線・駅の情報 | 東京メトロ

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