全日本囲碁連合

全日本囲碁連合（JGOF）について

全日本囲碁連合（Japan Go Federation, JGOF）は、日本における囲碁の普及と競技力向上を目的とした統括団体です。

設立の経緯と活動

2010年11月に中国・広州で開催された第16回アジア競技大会で囲碁が正式種目として採用されたことを受け、日本国内の主要な囲碁団体が連携し、日本オリンピック委員会（JOC）の承認を得て設立されました。

一時的に2011年3月末に解散しましたが、2019年10月に一般社団法人として再始動し、活動を再開しています。

加盟団体

全日本囲碁連合には、以下の団体が加盟しています。

日本棋院
関西棋院
日本ペア碁協会

アジア競技大会での成績

全日本囲碁連合は、アジア競技大会に日本代表チームを派遣し、以下の成績を収めています。

2010年アジア競技大会

「知恵の和ジャパン」の愛称で、ペア碁、男子団体戦、女子団体戦に選手が出場しました。

監督: 大竹英雄
コーチ: 神田英、今村俊也、孔礼文

男子団体戦

山下敬吾、井山裕太、高尾紳路、結城聡、山田規三生、秋山次郎の6名が出場。予選を4勝3敗で4位通過し、3位決定戦でチャイニーズタイペイチームに3-2で勝利し、銅メダルを獲得しました。

女子団体戦

鈴木歩、吉田美香、向井千瑛、大沢奈留美の4名が出場。予選を4勝3敗で4位通過し、3位決定戦でチャイニーズタイペイに1-2で敗れ、4位となりました。

ペア碁

鈴木歩・結城聡ペア、向井千瑛・高尾紳路ペアが出場。鈴木・結城ペアは3勝3敗で9位、向井・高尾ペアも3勝3敗で10位という結果でした。

2022年アジア競技大会

男子個人戦

一力遼棋聖・本因坊が4位、芝野虎丸名人・十段が8強という結果でした。

男子団体戦

一力遼、井山裕太、芝野虎丸、関航太郎天元、佐田篤史が出場しました。また、日本棋院所属の許家元がチャイニーズタイペイ代表として出場しました。

女子団体戦

上野愛咲美・梨紗姉妹、藤沢里菜六段が出場しました。

関連情報

囲碁関連団体の一覧 (仮のURL)

外部リンク

公式サイト - ウェイバックマシン（2010年12月23日アーカイブ分）
新しい公式サイト (仮のURL)

全日本囲碁連合は、日本の囲碁界を代表する団体として、今後の活動が期待されています。

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