八幡山ロープウェー

八幡山ロープウェー：歴史と観光を結ぶ空の旅

八幡山ロープウェーは、滋賀県近江八幡市の公園前駅から八幡山山頂の八幡城址駅を結ぶ、近江鉄道が運営するロープウェイです。八幡山（鶴翼山）の山頂に位置する八幡山城跡や瑞龍寺へのアクセス手段として、多くの観光客や参拝客に利用されています。また、その美しい景観から「恋人の聖地サテライト」にも認定されています。

歴史

1961年（昭和36年）：瑞龍寺が八幡山山頂へ移築。
1962年（昭和37年）11月23日：ロープウェイ運行開始。
2005年（平成17年）：搬器をリニューアル。
2015年（平成27年）8月17日：交通系電子マネーの利用が可能になる。

路線データ

全長：543メートル（国土交通省への届出では545メートル）
高低差：157メートル
走行方式：3線交走式
定員：25人
搬器：2基（「さくら号」「もみじ号」、大阪車輌工業製）
運転時分：4分（混雑時は高速運転で2分）
駅数：2駅（公園前駅、八幡城址駅）

営業時間・運賃

営業時間：年中無休、9:00〜17:00
上り最終：16:30
下り最終：17:00（夜間特別営業時は延長あり）
通常は15分間隔で運行、団体客や多客時は連続運転。
運賃：
大人（中学生以上）：片道540円、往復950円
子供（6歳〜12歳）：片道270円、往復480円
ロープウェイ専用の一日乗車券はありませんが、近江鉄道の「お〜み満喫パス」で1往復できます。

キャッシュレス決済

各種クレジットカード（VISA、JCB、Mastercard、American Express、Discover）、交通系ICカード（PiTaPaを除く）、楽天Edy、WAON、nanaco、iD、QUICPay、PayPay、LINE Payが利用可能です（2024年1月時点）。

アクセス

自動車：名神高速道路竜王ICから12km、八日市ICから16km、彦根ICから26km。
公共交通機関：JR琵琶湖線または近江鉄道八日市線 近江八幡駅から近江鉄道バス（長命寺行き）に乗車、「八幡堀（大杉町）八幡山ロープウェー口」停留所下車、徒歩5分。

駅周辺情報

公園前駅周辺：八幡堀、日牟禮八幡宮、かわらミュージアム
* 八幡城址駅周辺：八幡山城跡、瑞龍寺、展望資料館

八幡山ロープウェーは、八幡山の豊かな自然と歴史に触れることができる、魅力的な観光スポットです。ぜひ一度、空からの絶景を楽しんでみてください。

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