冬物語 (テレビドラマ)

冬物語

『冬物語』は、1972年11月13日から1973年4月16日まで、日本テレビ系列の月曜スター劇場枠で放送されたテレビドラマです。このドラマは、夫に先立たれた未亡人と、彼女を取り巻く男性たちとの間で繰り広げられる恋愛模様を描いています。

あらすじ

物語の中心となるのは、未亡人である宗方信子（演：浅丘ルリ子）と、彼女に惹かれる男性、乾良之（演：原田芳雄）との関係です。信子は夫を亡くした悲しみを抱えながらも、新たな人生を歩もうとしています。一方、良之は信子に深い愛情を抱き、彼女を支えようとします。しかし、二人の間にはさまざまな障害が立ちはだかります。また、信子の周囲には、木原浩（演：荒谷公之）や長谷川健一（演：渡辺篤史）など、彼女に関わる様々な男性が登場し、物語は複雑に展開していきます。

主要キャスト

宗方信子：浅丘ルリ子
乾良之：原田芳雄
木原浩：荒谷公之
長谷川健一：渡辺篤史
植村典子：鳥居恵子
北川真：原田大二郎
宗方房江：宝生あやこ
宗方絹子：南美江
牛島兵吾：下元勉
船岡常務：潮万太郎
佐川秘書室長：上野山功一
秘書吉村：柿沼真二
宗方純二：津川雅彦
春子：下川清子
豊子：野々あさみ
アパートの管理人小田：久松夕子
伊丹桜子：弓恵子
栗原あけみ：渥美マリ
谷沢順子：大原麗子
足立圭子：扇千景
植村秀武：高松英郎
医師山本兄：山本耕一
医師山本弟：大塚国夫
看護婦長：桜井とし子
Fの女：マーサ三宅（特別出演）
ナレーター：中江真司

その他の出演者

各話には、以下のような多彩なゲストが出演しています。

岡田部長：相沢治夫
古沢支店長：陶隆
植村家女中：岡崎夏子
浩の仲間：伴藤武
医師：稲川善一
料亭女中：溝口順子
事務員：赤沢衿子
看護婦：吉本選江
運転手：深沢秀夫
西崎三郎：ジェリー藤尾
女中とめ：安芸秀子
現場監督：下川辰平
Fのマスター：武藤章生
赤ぢょうちんのオヤジ：志水辰三郎
ボーイ：田川恒夫
同僚：小池雄介
看護婦：高井笑子
春江：ロミ・山田
シーちゃん：十三加代子
スナックママ：刈谷いと
重役：山本武
看護婦：堤光子
おばさん：北川博子
老僧：佐々木孝丸
吉村：信欣三
吉村の息子：黒木進
教会の女：穂高のり子
酒場の女：横田泰代
占い師：金内喜久夫
フロントマネージャー：山本浩司
良太郎：中村伸郎
良太郎の娘：松本洋子
ホテルの女中：小沢かおる
病院長：斎藤英雄
教授：相原巨典、入江正徳
会社社長：田中志幸
女の患者：記平佳枝
看護婦：遠藤暁子
試験官：中江真司

スタッフ

脚本：清水邦夫、林秀彦
演出：石橋冠
プロデューサー：銭谷功（石原プロモーション）、早川恒夫、中島忠史（日本テレビ）
音楽：坂田晃一
制作担当：増田久雄（石原プロモーション）
制作協力：日比谷スタジオ、プランピット
制作：石原プロモーション
製作：日本テレビ

主題歌

「冬物語」
作詞：阿久悠
作曲・編曲：坂田晃一
* 唄：フォー・クローバース

ネット局

月曜スター劇場の放映ネット局を参照。

脚注

このドラマは、大人の恋愛模様を深く掘り下げた作品として、放送当時多くの視聴者の心を捉えました。豪華なキャスト陣の演技も見どころです。特に、浅丘ルリ子と原田芳雄の繊細な演技は、ドラマの魅力を一層引き立てています。また、坂田晃一が手がけた音楽もドラマの世界観を彩り、多くの視聴者の記憶に残る作品となりました。

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