北湧駅

北湧駅 (廃駅)

北湧駅は、かつて北海道紋別郡上湧別町（現・湧別町）に位置していた北海道旅客鉄道（JR北海道）名寄本線の駅でした。1989年5月1日に名寄本線の廃止とともに、その歴史に幕を閉じました。

歴史

1955年12月25日：日本国有鉄道名寄本線 厚生病院前仮乗降場 が開業。
1966年10月1日：北湧仮乗降場（局設定）が開業。同時に厚生病院前仮乗降場は廃止。
1987年4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。北湧駅として駅に昇格。
1989年5月1日：名寄本線の廃線に伴い廃止。

駅名は、かつて駅の近くに存在した6年制の学校「北湧校」に由来します。

駅構造

廃止時点で、北湧駅は単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。仮乗降場から昇格した無人駅でした。

厚生病院前仮乗降場: 上湧別駅と北湧駅の間に位置していました。

駅周辺

駅周辺には以下の施設がありました。

国道242号（置戸国道）
湧別川
北海道北見バス・北紋バス「出合橋」停留所

現在の駅跡

駅跡地は、現在「かみゆうべつチューリップ公園」として整備されています。また、「ふるさと館JRY（屯田歴史博物館）」西隣の道路となっています。

隣の駅

廃止時点での隣の駅は以下の通りでした。

北海道旅客鉄道（JR北海道）
名寄本線

中湧別駅 - 北湧駅 - 上湧別駅

脚注

一部の普通列車は通過していました（1989年4月30日時点の時刻表で下り4本、上り4本）。

関連項目

日本の鉄道駅一覧
* 特定地方交通線

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