宮里町 (薩摩川内市)

宮里町（みやざとちょう）

宮里町は、鹿児島県薩摩川内市に位置する町です。かつては薩摩国薩摩郡に属し、隈之城郷の一部でした。郵便番号は895-0056で、2020年10月1日現在の人口は1,796人、世帯数は900世帯です。

地理

薩摩川内市の西部に位置し、川内川の下流域に広がっています。北に宮内町、五代町、南に隈之城町、青山町、西に高江町、東に西開聞町、若松町、冷水町が隣接しています。町の北部を東西に川内川が流れ、それに沿って鹿児島県道43号川内串木野線が通っています。県道沿いには清水、川畑、城、中央部には植松、堀之内の集落が点在しています。中央部を流れる平良川流域には水田が広がり、南東部には平ノ山台地の北東部に畑地があります。安養寺には「ニッデさあの墓」と呼ばれる安養寺丘古墳があります。

小字

宮里町には、上床、樋水、清水、月見田、植松、蒐袋、前田、堀之内、川畑、居園、中水流、下水流、中洲、北田、麦生田、志奈尾田、永原、日吉、宮田、中俣、西田、真菰田、甑園、砂畑、古城、平良、安養寺、下中須、猫岳、西牟田、岩崎、会下、溝添、志戸、池尻、鶴島、笠立、床並、永野、三滝平、三滝、西郷、永原、橋口、樋口、竹原、高山、石踊、車田、島田、福田、深稲葉、谷口山、高原、上高原、春花田、野中、奈瀬田、平畑、山口、井手元、柿迫、谷口、所ケ鼻、石水、綿打川、田平、大野、大谷、三日月、溜池平など、多くの小字が存在します。

河川

町内には以下の河川が流れています。

川内川
隈之城川
平良川

地名の由来

宮里という地名の由来には、主に以下の3つの説があります。

1. 瓊々杵尊の宮居地があったとする説
2. 屯倉があったとする説
3. 対岸の宮内（現在の宮内町）にある八幡宮（新田神社）が、かつて宮里の地にあったとする説

歴史

成立から町村制施行まで

宮里の地名は平安時代末期頃から見られ、近世には隈之城郷宮里村となりました。江戸時代には薩摩国薩摩郡隈之城郷に属し、村高は「御秘文雑集」や「天保郷帳」によると1,127石余、「旧高旧領取調帳」では1,115石余でした。

町村制施行以後

1889年（明治22年）の町村制施行により、隈之城村の一部となり、旧宮里村は隈之城村の大字「宮里」となりました。1929年（昭和4年）には隈之城村が平佐村、東水引村と合併し、川内町の大字「宮里」となりました。1940年（昭和15年）2月10日、「薩摩郡川内町、町名改稱竝區域變更」により川内町の大字宮里が廃止され、新たに「宮里町」が設置されました。翌2月11日には川内町が市制施行し、川内市となりました。
2004年（平成16年）10月12日には川内市を含む周辺9町村が合併し、薩摩川内市が発足しましたが、合併協議により宮里町の名称はそのまま引き継がれました。

人口

1995年以降の国勢調査による人口推移は以下の通りです。
（データは省略。必要であれば追記します。）

施設

公共

川内川宮里公園
陸上自衛隊川内演習所

教育

清水丘保育園

小・中学校の学区

市立小・中学校の学区は以下の通りです。
（データは省略。必要であれば追記します。）

交通

道路

主要地方道
鹿児島県道43号川内串木野線

脚注

（脚注は省略）

関連項目

* 宮里町（曖昧さ回避ページ）

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