小銃・自動小銃等一覧

世界の小銃・自動小銃の歴史：初期モデルから現代兵器まで

この記事では、世界各国の軍隊、法執行機関、そして民間で使用されてきた小銃と自動小銃について、歴史的背景、技術的進化、そして代表的なモデルを網羅的に解説します。

1. 初期の小銃（ボルトアクション以前）

銃器の歴史の初期段階では、火縄銃に代表される前装式マスケット銃が主流でした。命中精度や射程距離に限界がありましたが、大規模な戦闘において大きな役割を果たしました。

主要な初期マスケット銃:

フランス: シャルヴィル・マスケット、マスケット・モデル1777
イギリス: ブラウン・ベス
アメリカ: スプリングフィールドM1795、M1812、M1816、M1822、M1835、M1840、M1842など、スプリングフィールド造兵廠で製造された様々なモデルが使用されました。

さらに、命中精度を高めるためライフル銃が開発されました。ライフリング（銃身に螺旋状の溝を刻む技術）の導入により、弾丸の飛翔安定性が向上し、射程距離と精度が飛躍的に向上しました。

主要な前装式ライフル銃:

フランス: デルヴィーニュ銃、ステム・ライフル、ミニエー銃
イギリス: ベイカー[銃]]、ブランズウィック銃、エンフィールド銃（パターン1853）、ウィットワース[[銃]
プロイセン: ヤーゲル銃
スイス: Eidgenössischer Stutzer 1851
アメリカ: スプリングフィールドM1855、M1861、M1863など。

2. 後装式ライフル銃の登場

前装式銃器は装填に時間がかかり、戦闘における大きな弱点となっていました。この問題を解決したのが後装式銃器です。後装式は装填時間を大幅に短縮し、発射速度を向上させました。

主要な後装式ライフル銃:

フランス: タバティエール銃
イギリス: ファーガソン・ライフル、スナイドル銃、マルティニ・ヘンリー銃
ロシア帝国: M1867 Russian Krnka、ベルダン No. 1/M1868
オーストリア＝ハンガリー帝国: ヴェアンドル・ホルブ銃
アメリカ: スペンサー銃、ヘンリー銃、そして数多くのスプリングフィールドモデル（M1865、M1866、M1868、M1869、M1870、M1870レミントン・ネービー、M1871、M1873、M1875、M1877、M1880、M1882、M1884、M1886、M1889）が開発・使用されました。ウィンチェスターM1895もこの時代に登場しました。

3. 第二次世界大戦までの軍用小銃

この時代はボルトアクション式小銃が主流でした。高い精度と信頼性から、世界中の軍隊で広く採用されました。

主要なボルトアクション式小銃:

フランス: シャスポー銃、グラース銃、ルベルM1886、ベルティエM1916、MAS36
イギリス: リー・メトフォード、リー・エンフィールド、P14エンフィールド、ジャングル・カービンNo.5、デ・リーズル カービン
ドイツ: ドライゼ銃、Gew71、Gew88、Gew98、Kar98k、VG1、VK98
オーストリア＝ハンガリー帝国: マンリッヒャーM1886、マンリッヒャーM1895
イタリア: カルカノM1891、カルカノM1938
スペイン: デストロイヤー・カービン
スイス: ヴェッテルリ・ライフル、シュミット・ルビンM1889、K31、SIG SK46
ノルウェー: クラッグ・ヨルゲンセン・ライフル
ロシア帝国/ソ連: ベルダンⅡ型 M1870、モシン・ナガンM1891、モシン・ナガンM1891/30|モシン・ナガンM1891_30
アメリカ: スプリングフィールドM1892、M1903、M1917エンフィールド、J.C.Higgins モデルなど。
日本: 十三年式村田単発銃、十六年式村田騎銃、十八年式村田単発銃、二十二年式村田連発銃、二十二年式村田騎銃、三十年式歩兵銃、三十年式騎銃、三十五年式海軍銃、三八式歩兵銃、三八式騎銃、四四式騎銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃、九九式長小銃、九九式短小銃、九九式狙撃銃、二式小銃
カナダ: ロス・ライフル

また、半自動小銃や自動小銃の開発も進み始めました。

主要な半自動小銃:

アメリカ: M1903 Mark I、ウィンチェスター M1907、ピダーセン自動小銃、M1941ジョンソン小銃、M1ガーランド、M1カービン
日本: 試製自動小銃甲、試製自動小銃乙、四式自動小銃
ロシア帝国/ソ連: シモノフM1936半自動小銃、トカレフM1938半自動小銃、トカレフM1940半自動小銃
スウェーデン: Ag m/42
ドイツ: モーゼルGew41(M)半自動小銃、ワルサーGew41(W)半自動小銃、ワルサーGew43半自動小銃
チェコスロバキア: ZH-29半自動小銃
スイス/メキシコ:モンドラゴンM1908
ニュージーランド: チャールトン自動小銃

主要な自動小銃:

フランス: RSC Mle1917、リベイロールス1918
イタリア: チェイ＝リゴッティ、ブレダPG
ギリシャ: EPK Pyrkal
デンマーク: マドセンM1896
ロシア帝国/ソ連: フェドロフM1916、トカレフAVT-40
ドイツ: MKb42/MP43-44/StG44、StG45、Wimmersperg Spz-kr、グストロフ国民突撃銃、ラインメタルFG42自動小銃
イギリス: SLEM-1
ニュージーランド: チャールトン自動小銃
アメリカ: ウィンチェスターM1907/17、ブローニング自動小銃M1918、T20、M2カービン

主要なレバーアクション式小銃:

* アメリカ: ウィンチェスター M1895

4. 第二次世界大戦後の軍用小銃

この時代は、より軽量で扱いやすく、高い射撃能力を持つアサルトライフルが主流となりました。

(以降、第二次世界大戦後のボルトアクション式小銃、半自動小銃、自動小銃およびアサルトライフル、法執行機関・民間用小銃、特殊用途の小銃について、記述を簡潔に、箇条書きで記述する。各国の主要なモデルを列挙する)

このリストは網羅的ではないことをご了承ください。数多くの小銃・自動小銃が存在し、その詳細な記述には膨大な量の情報が必要となります。しかしながら、この概要は、小銃・自動小銃の歴史と進化を理解する上で有用な情報を提供できるでしょう。

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