戸頭 (取手市)

茨城県取手市 戸頭（とがしら）

戸頭は、茨城県取手市の西部に位置する町名・大字です。旧北相馬郡戸頭村に当たり、現在は戸頭一丁目から九丁目の町名と、大字としての戸頭が存在します。郵便番号はどちらも302-0034です。

地理

戸頭は、取手市の西部に位置し、南側には利根川が流れています。この利根川が千葉県との県境を形成しています。主要道路としては、国道294号が北部を、常総ふれあい道路が南部を東西に走っています。また、地域の北端には関東鉄道常総線が通り、五丁目に戸頭駅が設置されています。

一丁目から九丁目は常総ニュータウン戸頭地区として開発され、駅前から地区の中央を南北に走る自転車歩行者専用道路（通称：カラー道路）沿いには、多くの集合住宅（団地）が立ち並びます。その外側には戸建て住宅を中心とした住宅街が広がっています。

一方、常総ニュータウンとして開発されなかった地域は、住居表示が実施されておらず、南部から西部にかけては、旧戸頭村の中心部を含む農村地帯となっています。近年では、イオン（旧ジャスコ）などの商業施設が進出し、守谷市美園に隣接する地域では住宅地としての開発が進んでいます。

戸頭の東は米ノ井、西は守谷市美園・乙子・高野、南は柏市大青田、北は上高井、守谷市小山に接しています。また、関東鉄道常総線の戸頭駅の北側は、守谷市みずき野となっています。

利根川

地域の南端を流れる利根川は、一級河川であり、千葉県との県境となっています。

地価

住宅地の地価は、2017年の公示地価によると、戸頭9-16-25の地点で5万1400円/m²です。

歴史

地名の由来

戸頭の地名は、地域の南を流れる利根川にあった「七里ヶ渡し」の船着場（津頭）が訛って変化したと伝えられています。

沿革

1869年（明治2年）：葛飾県相馬郡戸頭村となる。
1871年（明治4年）：第一次府県統合により、印旛県相馬郡戸頭村となる。
1873年（明治6年）：県の統合により、千葉県相馬郡戸頭村となる。
1875年（明治8年）：境界変更により、千葉県から茨城県に移管し、茨城県相馬郡戸頭村となる。
1878年（明治11年）：相馬郡が南北に分割され、北相馬郡戸頭村となる。
1889年（明治22年）：戸頭村が米ノ井村、野々井村、稲村と合併し、稲戸井村となり、北相馬郡稲戸井村大字戸頭となる。
1955年（昭和30年）2月15日：稲戸井村が取手町、寺原村、井野村、高井村、小文間村と合併し、取手町となり、北相馬郡取手町大字戸頭となる。
1970年（昭和45年）10月1日：取手町の市制施行により、取手市大字戸頭となる。
1976年（昭和51年）：取手市大字戸頭と大字米ノ井の一部、常総ニュータウン部分が取手市戸頭一丁目～戸頭九丁目となる。
2005年（平成17年）：取手市が北相馬郡藤代町を編入。同時に市内の住所から「大字」表記がなくなり、取手市戸頭となる。

世帯数と人口

2017年7月1日現在の世帯数と人口に関する詳しいデータは、提供された情報には記載されていません。

施設

戸頭三丁目

取手市立戸頭小学校：2015年4月、戸頭西小学校と戸頭東小学校が統合して開校。旧戸頭東小学校の校舎を使用。
もくせい公園：1924年（大正13年）3月19日、旧戸頭上空で海軍の飛行船「エスエス」が墜落した事故を記念した慰霊碑がある。
シャトレーゼ
ジェーソン戸頭店（閉店し倉庫として利用）

戸頭四丁目

取手警察署戸頭交番
取手市消防本部戸頭消防署
常陽銀行戸頭支店

戸頭五丁目

関東鉄道常総線戸頭駅

戸頭六丁目

取手戸頭郵便局
取手市立戸頭公民館
取手市役所戸頭窓口コーナー
取手図書館戸頭公民館図書室
戸頭地域子育て支援センター
マスダ（エコスグループ）戸頭店
ドラッグセイムス戸頭店（稲戸井に移転）

戸頭七丁目

取手市立戸頭中学校：1976年（昭和51年）4月、取手市立永山中学校から分離し開校。

戸頭八丁目

とがしら公園
旧取手市立戸頭西小学校跡地
取手市教育総合支援センター
げんきサロン戸頭西
ドラッグてらしま戸頭店
タイヨー・ビッグハウス取手戸頭店

戸頭

旧戸頭小学校跡地（現在のラブリハイツ）：1960年（昭和35年）4月、旧高井小学校、旧高井小学校市之代分校、旧戸頭小学校、旧東小学校が統合し、北相馬郡取手町立永山小学校（現在の取手市立永山小学校）として開校し、永山地区に移転。
宮ノ前ふれあい公園
知的障害者デイサービスセンター つつじ園
DCM取手店(旧ホーマック取手店)
ケーズデンキ取手パワフル館
ヤオコー取手戸頭店
ヨークタウン取手(イオン取手店(旧ジャスコ取手店)跡地)
ヨークベニマル取手戸頭店
サンドラッグ取手店
ダイソーヨークタウン取手店

もう一度検索