斗賀野駅

斗賀野駅（とがのえき）

斗賀野駅は、高知県高岡郡佐川町東組に位置する、四国旅客鉄道（JR四国）土讃線の駅です。駅番号はK15で、標高100mの場所にあります。

歴史

1924年（大正13年）3月30日：鉄道省の駅として開業し、旅客・貨物営業を開始。
1942年（昭和17年）7月6日：土佐石灰工業大平山鉱山専用線の運用が認可。
1960年（昭和35年）6月28日：車扱貨物の取扱範囲が、専用線発着のものに限定。
1969年（昭和44年）10月1日：荷物（手荷物・小荷物）配達の取扱を廃止。
1970年（昭和45年）6月1日：小口扱貨物の取扱を廃止。これにより、当駅で取り扱うのは旅客・手荷物・小荷物と専用線発着車扱貨物のみとなりました。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR四国と日本貨物鉄道（JR貨物）が継承。
1991年（平成3年）3月16日：土・日・祝日は駅員が無配置となる。
1992年（平成4年）10月1日：JR貨物の駅（貨物取扱）が廃止。同時に土佐石灰工業専用線も廃止。この専用線からは、多ノ郷駅に隣接する大阪セメント（現在の住友大阪セメント）高知工場へ、セメントの原料である石灰石が発送されていました。廃線跡には、構造物や線路跡の枕木、こぼれた石灰石などが現存しています。
2010年（平成22年）10月1日：無人駅化。
2017年（平成29年）4月1日：駅舎改修工事が完了。5月8日にはトイレ新設工事が完了。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。両開き分岐器を使用しているため、通過列車も50km/hの速度制限を受けます。木造駅舎が残っており、趣のある雰囲気を醸し出しています。現在は無人駅となっています。

のりば

利用状況

近年の利用状況は減少傾向にあります。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

佐川町立斗賀野小学校
斗賀野郵便局
高知県農業協同組合（JA高知県）斗賀野支所
国道494号
高知県道308号本郷斗賀野停車場線
高知県畜産試験場

常備駅

1985年当時の常備貨車として、土佐石灰工業所有のホキ5200形（鉱石専用）17両が配置されていました。

隣の駅

四国旅客鉄道（JR四国）

■土讃線

■普通

襟野々駅 (K14) - 斗賀野駅 (K15) - 吾桑駅 (K16)

参考文献

川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、103-134頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

斗賀野駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道

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