昆陽駅

昆陽駅（こんようえき）

昆陽駅は、台湾台北市南港区に位置する台北捷運（MRT）板南線の駅です。駅番号はBL21で、台北市の主要道路である忠孝東路の地下にあり、昆陽街との交差点付近に設けられています。駅の名称は、駅のすぐ近くを通る昆陽街という道路名に由来しています。

歴史

昆陽駅は、台北捷運板南線の延伸に伴い、2000年12月30日に開業しました。当初は板南線の終点駅としての役割を担っていましたが、その後の延伸により中間駅となりました。開業後の主な出来事は以下の通りです。

2000年12月30日: 板南線の市政府駅から当駅間が延伸開業。
2001年9月17日: 台風ナーリー（平成13年台風第16号）の影響により、板南線が全線運休。当駅を含む西門駅以東の各駅が水没し、長期運休を余儀なくされる。
2001年12月15日: 当駅の運営が再開される。
2008年12月25日: 板南線が当駅から南港駅まで延伸し、中間駅となる。
2017年10月13日: 可動式ホーム柵の供用を開始し、安全性が向上。

駅構造

昆陽駅は、島式ホーム1面2線の地下駅です。プラットホームは地下にあり、地上との間には複数の出入口が設けられています。駅には4箇所の出入口があり、各出入口は駅の南北に分かれて設置されています。

ホーム: 島式1面2線
駅の深さ: 地下
出入口数: 4箇所

駅階層

駅は地下構造で、以下の階層に分かれています。

地上: 出入口
地下1階: コンコース（改札階）
地下2階: ホーム階

駅出口

駅には4つの出入口があります。出口1と4は駅の南側に、出口2と3は駅の北側に位置しています。

出口1: 聯勤総部方面
出口2: 忠孝東路六段403巷方面
出口3: 南港高中方面
出口4: 昆陽街方面（身障者用エレベーターあり）

利用状況

昆陽駅は、周辺住民や通勤客、学生などによって利用されており、台北捷運板南線の中間駅として重要な役割を果たしています。

駅周辺

昆陽駅の周辺には、以下のような施設があります。

捷運南港機廠: 台北捷運の車両基地。
国防部聯合後勤司令部（聯勤総部）: 台湾の国防部に関連する施設。
衛生署薬物食品検験局: 台湾の薬品・食品の検査機関。
成徳国小: 小学校（当駅と後山埤駅の間）。
南港高中: 高校。
南港公園: 市民の憩いの場となる公園。
YouBike（台北市公共自転車）: 1号出口付近にステーションあり。
台北流行音楽中心: ライブ会場。

バス路線

駅の出口付近の忠孝東路沿いには、「捷運昆陽站」というバス停があり、台北聯営公車（台北市バス）の複数の路線が発着しています。これにより、内湖、汐止、旧荘などへのアクセスが可能です。

隣の駅

台北捷運板南線における昆陽駅の隣の駅は以下の通りです。

南港駅 (BL22) - 昆陽駅 (BL21) - 後山埤駅 (BL20)

関連項目

台湾の鉄道駅一覧

外部リンク

台北捷運公司
駅情報 （日本語）
昆陽駅周辺地図 （繁体字中国語）

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