春の桜と優雅に語らう17の知恵

春の桜と優雅に語らう17の知恵

『春の桜と優雅に語らう17の知恵』は、2005年2月23日にSony Music Directから発売されたコンピレーション・アルバムです。春をテーマにした様々なアーティストの楽曲が集められています。

概要

このアルバムは、”春”を舞台にした楽曲を収録しており、ソニー・レコード系列から発売されています。しかし、中島みゆきの「春なのに」やNSPの「八十八夜」など、一部楽曲の音源はヤマハミュージックコミュニケーションズから提供されています。

選曲は、1970年代・1980年代のJ-POP、フォークソング、アイドル歌謡曲が中心です。尾崎亜美、矢野顕子、松任谷由実、中島みゆきといった個性的な女性シンガーソングライターや、よしだたくろう、井上陽水といったフォークソング界の草分け的存在の楽曲も収録されています。

CDジャケットは花札の絵柄をモチーフにしており、資生堂やカネボウ、ポーラ化粧品といった化粧品会社関連のタイアップソングが多数収録されているのも特徴です。

翌2006年には、続編となる『春歌』が発売され、本作に収録されていた「春の予感 -I've been mellow-」「春咲小紅」「初恋」が再び収録されています。また、「春なのに」と「夢で逢えたら」は異なるボーカルバージョンで収録されています。

収録曲

1. 春一番 - キャンディーズ
1976年の楽曲で、アルバム『年下の男の子』からのシングルカット。NHK紅白歌合戦でも歌唱された春の定番曲です。
2. 春の予感 -I've been mellow- - 南沙織
1978年の楽曲で、資生堂の春のキャンペーンソング。尾崎亜美による作詞・作曲で、彼女自身もセルフカバーしています。
3. 春咲小紅 - 矢野顕子
1981年の楽曲で、カネボウ[[化粧品]]の春のキャンペーンソング。糸井重里が作詞を担当しています。
4. う、ふ、ふ、ふ、 - EPO
1983年の楽曲で、資生堂の春のキャンペーンソング。2000年代にはダイハツ・ミラのCMにも起用されました。
5. 私のハートはストップモーション - 桑江知子
1979年の楽曲で、ポーラ化粧品のCMソング。日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞しています。
6. 赤いスイートピー - 松田聖子
1982年の楽曲で、松任谷由実が初めて松田聖子に提供した楽曲です。
7. 春うらら - 田山雅充
1976年の楽曲で、田山雅充が南沙織に提供した「人恋しくて」のヒット後、自身の楽曲として発表しました。
8. 春なのに - 中島みゆき
1989年の楽曲で、柏原芳恵に提供した曲を中島みゆき自身がセルフカバーしたものです。
9. 春だったね - よしだたくろう
1972年の楽曲で、アルバム『元気です。』に収録されています。
10. 東へ西へ - 井上陽水
1972年の楽曲で、1991年に本木雅弘がカバーし、NHK紅白歌合戦で披露しました。
11. 春雷 - ふきのとう
1979年の楽曲です。
12. 初恋 - 村下孝蔵
1983年の楽曲で、多くの歌手にカバーされているスタンダードナンバーです。
13. 愛染橋 - 山口百恵
1979年の楽曲で、山口百恵が1970年代最後に発表したシングルA面曲です。
14. 春おぼろ - 岩崎宏美
1979年の楽曲で、季節の春と結婚の比喩をかけた歌です。
15. たんぽぽ - 太田裕美
1975年の楽曲で、「木綿のハンカチーフ」の制作トリオによる作品です。
16. 八十八夜 - NSP
1978年の楽曲です。
17. 夢で逢えたら - サーカス
1978年の楽曲で、大瀧詠一が作詞作曲を手掛け、多くの歌手にカバーされているスタンダードナンバーです。

関連作品

夏歌（2004年6月23日）
夏歌2（2005年6月22日）
秋の夜長と上手につきあう17の知恵（2004年9月23日）
秋歌（2005年8月31日）
冬歌（2004年11月26日）
* 冬歌2（2005年11月23日）

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