春日 (つくば市)

茨城県つくば市春日地区の詳細情報

春日（かすが）は、茨城県つくば市に位置する地区で、一丁目から四丁目までの行政区画で構成されています。筑波研究学園都市の北部に位置し、学術研究施設と住宅地が調和したエリアです。郵便番号は305-0821。

地理

春日地区は、つくば市の東部に位置し、筑波研究学園都市の研究学園地区の北側に広がっています。地区内には、筑波大学や筑波技術大学のキャンパスがあり、教育機関が集積しています。また、住宅地も整備されており、多くの人々が生活しています。

具体的には、以下の施設が存在します。

一丁目: つくば市消防本部中央消防署、筑波大学筑波キャンパス春日地区（春日エリア）
二丁目: つくば市立春日学園義務教育学校（旧春日小・中学校）、かつらぎ公園
四丁目: 筑波技術大学春日キャンパス

周辺地域との境界は、東は天久保、西は研究学園・下平塚・苅間、南は吾妻・小野崎、北は東平塚となっています。

地価

2014年1月1日の公示地価によれば、春日2丁目15番5の地点で、住宅地の地価は1平方メートルあたり10万9000円となっています。

歴史

春日地区は、筑波研究学園都市に指定される以前は、畑や林が広がる地域でした。1977年に谷田部町と桜村の一部が合併して春日地区が成立しました。その後、1979年に図書館情報[[大学]]（現筑波大学筑波キャンパス春日地区）、1990年に筑波技術短期大学（現筑波技術大学）が開学し、周辺の宅地開発が急速に進み、人口が増加しました。

地名の由来

春日という地名は、1977年に春日地区を設置する際、当時の谷田部町苅間と東平塚にあった小字名を採用したものです。

町名の変遷

春日地区は、1977年の成立以来、行政区画として大きな変更はありません。

世帯数と人口

2017年8月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。具体的な数値はここでは割愛します。

交通

春日地区の交通手段としては、主にバスと道路が利用されています。

バス

関東鉄道バス・関鉄パープルバス:
26・36・C6系統：建築研究所、研究学園駅、つくばセンター方面
19・C9A系統：石下駅、つくばセンター、土浦駅方面
つくバス
吉沼シャトル

道路

学園西大通り（国道408号）: 春日地区を北西から南東方向に通過する主要幹線道路。一丁目と二丁目、三丁目と四丁目の境界を形成。沿線にはオフィスビルや商業施設が並んでいます。
学園北大通り（茨城県道244号妻木赤塚線）: 春日一丁目を北東から南西方向に通過する一般県道。道路の南側には筑波大学筑波キャンパス春日地区があります。
新都市中央通り（茨城県道19号取手つくば線）: 春日二丁目を北東から南西方向に通過する4車線の主要地方道。北大通りから直通しており、沿線開発が進んでいます。

施設

春日地区には、様々な施設があります。

一丁目:
こどもの家保育園
つくば市役所春日庁舎
筑波大学筑波キャンパス春日地区（通称：春日キャンパス、旧図書館情報[[大学]]）：図書館情報メディア研究科、情報メディア創成学類、知識情報・図書館学類、春日学生宿舎など
二丁目:
つくば市立春日学園義務教育学校
かつらぎ公園
東京電力学園都市変電所
リコージャパン茨城支社つくば事業所
茨城県信用組合つくば中央支店
三丁目:
日本地図センターつくば事務所
四丁目:
筑波技術大学春日キャンパス：保健科学部、東西医学統合医療センターなど

小・中学校の学区

2012年以前は、春日地区全域が葛城小学校・手代木中学校の学区でしたが、2012年4月5日に二丁目に春日学園が開園したことにより、春日全域が春日小学校・春日中学校の学区に変更されました。ただし、2012年度中は、春日小学校と葛城小学校間の転校が認められました。

参考資料

「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』角川書店、1983年
* 筑波大鉄研「旅と鉄道の会」『つくば時刻表 2008年春夏号』紫峰会[筑波大学学生後援会]、2008年

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