望地

望地（もうち）

神奈川県海老名市北東部に位置する望地は、目久尻川の左岸に広がる地域です。座間丘陵の南部に当たり、比較的なだらかな地形が特徴です。現行行政地名としては、望地一丁目と望地二丁目があり、住居表示が実施されています。

地理

地域の中央を東西に神奈川県道40号横浜厚木線（通称：厚木街道、旧矢倉沢往還）が走り、この道路を境に南側が一丁目、北側が二丁目となっています。南北には県営の団地が位置し、住宅地としての開発が進む一方で、目久尻川沿いには今もなお畑が広がり、のどかな風景も残っています。

北側は柏ケ谷、西から南にかけては目久尻川を挟んで国分南、東側は綾瀬市小園と隣接しています。また、南端の目久尻川上では、わずかに綾瀬市早川とも接しています。

河川

目久尻川

望地を流れる主要な河川であり、地域の景観を特徴づける要素の一つとなっています。

歴史

望地では、石器時代の遺構が発見されており、この地域に古くから人々の生活があったことが伺えます。

江戸時代：高座郡望地村が成立。
1868年（明治元年）：神奈川府を経て神奈川県に所属。
1889年（明治22年）：町村制施行により高座郡海老名村大字望地となる。
1940年（昭和15年）：海老名村が町制施行し、海老名町となる。
1971年（昭和46年）：海老名町が市制施行し、海老名市となる。
1997年（平成9年）：全域で住居表示が実施され、望地一丁目・二丁目が成立。

地名の由来

地名の由来は、「相模国分寺を望む地」であると言われています。

世帯数と人口

2023年1月1日現在のデータによると、望地の世帯数と人口は以下の通りです。

（詳細な数値は省略）

また、国勢調査による人口と世帯数の推移は以下の通りです。

（詳細な数値は省略）

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りです。（2022年12月時点）

（詳細な学区情報は省略）

事業所

2021年の経済センサス調査によると、望地における事業所数と従業員数は以下の通りです。

（詳細な数値は省略）

また、経済センサスによる事業所数と従業員数の推移は以下の通りです。

（詳細な数値は省略）

交通

望地内には、鉄道路線や高速道路、国道は通っていません。

バス

相鉄バス
県道40号線を走行し、海老名駅と綾瀬市・大和市方面を結びます。
綾41系統：海老名駅行・綾瀬車庫経由綾瀬市役所行（一部は綾瀬車庫止まり）
綾43系統：海老名駅行・早川経由綾瀬市役所行
綾51系統：海老名駅行・釜田経由綾瀬市役所行
綾52系統：海老名駅行・相模大塚駅南口行
綾53系統：海老名駅行・綾瀬車庫行
神奈川中央交通東
県道40号線を走行し、望地交差点から綾瀬市境の道を北東方向へ向かいます。
海03系統：海老名駅東口行・かしわ台駅行
海08系統：海老名駅東口行・鶴間駅行（1日1往復のみ）

道路

主要地方道：神奈川県道40号横浜厚木線

施設

望地一丁目

県営海老名さつきハイツ
望地道下公園

望地二丁目

県営望地団地
望地道上公園
山王稲荷社
ギャラリー

その他

郵便：郵便番号は243-0403で、集配局は綾瀬郵便局です。

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典14. 神奈川県』角川書店、1984年。ISBN 4040011406

外部リンク

海老名市住居表示新旧対照案内図 望地 (PDF)

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