東池袋四丁目停留場

東池袋四丁目停留場について

東池袋四丁目停留場（ひがしいけぶくろよんちょうめていりゅうじょう）は、東京都豊島区東池袋四丁目にある東京都交通局都電荒川線（東京さくらトラム）の停留場です。駅番号はSA 25で、サンシャインシティへの最寄りの停留場として知られており、「サンシャイン前」という副名称も持っています。

歴史

この停留場の歴史は、1925年（大正14年）11月12日に王子電気軌道大塚駅前 - 鬼子母神前間が開業した際に、水久保停留場（みずくぼていりゅうじょう）として開設されたことに始まります。その後、1939年（昭和14年）4月1日に東京市電（現・東京都電車）池袋線護国寺前 - 池袋駅前間が開通した際、王子電気軌道線との交差地点近くに日出町二丁目停留場（ひのでちょうにちょうめていりゅうじょう）が開設され、水久保停留場は日出町二丁目停留場に統合されました。

1942年（昭和17年）2月1日には、王子電気軌道が東京市に事業譲渡され、東京市電早稲田線（現・荒川線）および池袋線の停留場となりました。しかし、1944年（昭和19年）には戦時体制により早稲田線の営業が休止されました。その後、1946年（昭和21年）7月10日に早稲田線の営業が再開され、1967年（昭和42年）3月1日に東池袋四丁目停留場に改称されました。1969年（昭和44年）10月26日には、池袋線が廃止されたため、早稲田線単独の停留場となりました。

停留場構造

東池袋四丁目停留場は、相対式ホーム2面2線の地上駅で構成されています。特徴的なのは、東京都道435号音羽池袋線を挟んで千鳥式にホームが設置されている点です。これにより、利用者は道路を挟んで反対側のホームへ移動する必要があります。

周辺情報

停留場の直下には、東京メトロ有楽町線東池袋駅があります。都電では乗換駅として案内されていますが、東池袋駅側では正式な乗換案内はされていません。ただし、現地には乗り換えを案内する表示があります。また、サンシャインシティやとしまみどりの防災公園（IKE・SUNPARK）も近くにあり、多くの人が訪れるエリアです。

隣接する停留場

都電荒川線（東京さくらトラム）では、以下の停留場が隣接しています。

向原停留場 (SA 24)
東池袋四丁目停留場 (SA 25)
* 都電雑司ヶ谷停留場 (SA 26)

まとめ

東池袋四丁目停留場は、長い歴史を持つ都電の停留場であり、サンシャインシティへのアクセスに便利な場所です。周辺には、駅や公園などもあり、多くの人々に利用されています。歴史的変遷を経て現在の形になったこの停留場は、地域の交通を支える重要な役割を果たしています。

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