梶應弘樹

梶應弘樹（かじお こうき）は、1965年10月21日生まれの日本の元競輪選手です。日本競輪学校（現在の日本[[競輪選手養成所]]）第57期生として、競輪界に足を踏み入れました。登録は日本[[競輪選手会]]愛媛支部で、かつては支部長も務めました。ホームバンクは松山競輪場であり、師匠は同じく競輪選手の伊藤豊明（41期）です。

高校時代には、1983年の群馬国体・400m速度競走で2位に入賞するなど、その才能を早くから開花させていました。その後、伊藤豊明に師事し、競輪学校へ入学。同期には坂本勉、波潟和男といった選手がいます。1986年5月1日に岸和田競輪場でデビューを飾り、初戦で1着という華々しいスタートを切りました。

1991年のふるさとダービー（別府競輪場）では決勝で2着、1992年には高松宮杯競輪で初の特別競輪（現在のGI）決勝に進出（6着）を果たしました。そして、同年の全日本選抜競輪（岸和田競輪場）では、吉岡稔真選手が逃げ切りで優勝確実と思われたところを、ゴール直前で追い抜き、見事初のGIタイトルを獲得しました。この勝利は、梶應選手の名を競輪界に知らしめることとなりました。さらに、同年の競輪祭決勝では、優勝した吉岡選手をマークして2着に入り、KEIRINグランプリ（平塚競輪場）でも5着と好成績を収めました。

その後もGIレースで2回の決勝進出を果たすなど、常にトップクラスの実力を維持していました。特に印象的なのは、ホームバンクである松山競輪場の旧施設（かつては松山城そばの城山公園堀之内地区にあった）での最後の開催（2005年1月2日）で、S級決勝戦を制し、旧施設開催最後の優勝者として歴史に名を刻んだことです。これは、地元ファンにとって忘れられない瞬間となりました。

主な獲得タイトルは、1992年の全日本選抜競輪（岸和田競輪場）です。

梶應弘樹選手は、その優れた脚力と冷静な判断力で、多くのファンを魅了しました。引退後も、その功績は競輪界において語り継がれています。

関連項目

競輪選手一覧

外部リンク

梶應弘樹選手プロフィール - KEIRIN.JP

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