歩兵第54連隊

歩兵第54連隊

歩兵第54連隊（ほへいだい54れんたい）は、大日本帝国陸軍の連隊の一つです。

沿革

1905年（明治38年）4月、日露戦争後の軍備増強に伴い、姫路、福知山、善通寺、丸亀、松山、高知などの歩兵補充隊を基幹として編成されました。同年6月13日に軍旗を拝受しています。当初は第14師団に所属していましたが、1907年（明治40年）11月に第17師団に所属変更となりました。

1908年（明治41年）11月9日、岡山県御津郡伊島村（現在の岡山市東区の一部）に移転しました。しかし、1925年（大正14年）5月1日、宇垣軍縮により本連隊は廃止されました。

その後、1938年（昭和13年）7月14日に再編成され、再び軍旗を拝受し、第17師団隷下となりました。太平洋戦争（大東亜戦争）が激化する中、1943年（昭和18年）11月にはニューブリテン島へ移動し、激戦地で戦いました。

1945年（昭和20年）4月、連隊主力はラバウルへ移動しましたが、第1大隊はタラセア半島に残留しました。同年8月、終戦を迎えました。

歴代連隊長

歴代の連隊長については、詳細な情報が不足しているため、ここでは割愛します。

参考文献

『日本陸軍連隊総覧 歩兵編（別冊歴史読本）』新人物往来社、1990年。
外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
『官報』

関連項目

大日本帝国陸軍連隊一覧



この解説は、歩兵第54連隊の歴史を概説したものです。より詳細な情報については、参考文献をご参照ください。

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