沙也加 (プロレスラー)

沙也加（さやか）は、1991年11月8日生まれの日本の女子プロレスラーです。主に我闘雲舞（がとううんぶ）を活動の拠点としています。

経歴

プロレスの道へ進む以前から、沙也加はコスプレイヤーとして活動しており、その経験は現在のリングネームの由来や、自身でコスチュームを作成する際の裁縫技術として活かされています。さくらえみが主宰する「誰でも女子プロレス」の練習会に参加していたことが、プロレスラーを目指すきっかけの一つとなりました。

2019年、我闘雲舞所属の里歩が団体を卒業することに伴い、新たな選手を募集する動きがあった際に、沙也加はこれに名乗りを上げ、練習生となることを決意します。同年7月2日、新宿FACEで開催された我闘雲舞の興行中に、練習生としての活動を開始することが発表されました。そのわずか4日後の7月6日には、我闘雲舞の常設会場である市ヶ谷チョコレート広場にて、駿河メイとのエキシビションマッチに臨み、実戦経験を積みました。

正式なデビュー戦は、2019年8月28日に新木場1stRINGで行われた大会でした。デビュー戦は6人タッグマッチ形式で行われ、沙也加は帯広さやか、紺乃美鶴とトリオを組み、さくらえみ、水森由菜、駿河メイ組と対戦しました。

その後、我闘雲舞がインターネット配信を主軸として展開する「Chocopro」にも定期的に参戦。2020年3月28日の「Chocopro #1」では、水森由菜をパートナーに紺乃美鶴、ルルペンシル組と対戦しています。また、同大会のメインイベントではセコンドを務め、リングサイドにいた鈴木みのるに対してドロップキックを見舞うという、印象的なシーンを作り出しました。

我闘雲舞のリング以外でも経験を積む機会が増加します。2021年10月24日には、初の他団体参戦となる「ガンバレ☆女子プロレス」の大会に出場。この大会では、我闘雲舞提供試合として水森由菜とのシングルマッチが行われました。さらに2022年3月11日には、スターダムが新設した若手選手中心の大会『NEW BLOOD 1』に参戦。スターダムのSTARSに所属する向後桃と対戦しましたが、敗れています。

人物

前述のように、プロレス活動以前からコスプレイヤーとして活動しており、それがニックネームの由来の一つとなっています。コスチュームの制作も得意で、自身で手掛けることが多いです。また、プロレスラーの鈴木みのるが経営するアパレルショップ「パイルドライバー原宿」で店員としても働いています。試合コスチュームやイメージカラーは白を基調としています。

得意技

ドロップキック
エルボー・バット
* ロールケーキ（相手の腰に背後から手を回し、後方に回転しながらフォールを狙う丸め込み技）

テーマ曲

召喚女神沙也加

関連人物・団体

我闘雲舞、さくらえみ、帯広さやか、紺乃美鶴、水森由菜、駿河メイ、小石川チエ、新納 刃、鈴木みのる、里歩

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