浜厚真駅

浜厚真駅（はまあつまえき）

浜厚真駅は、北海道勇払郡厚真町字浜厚真に位置する、北海道旅客鉄道（JR北海道）日高本線の駅です。厚真町内では唯一の鉄道駅ですが、町の中心部からはやや離れた場所にあります。

歴史

1913年（大正2年）10月1日：苫小牧軽便鉄道の厚真駅（あづまえき）として開業しました。
1925年（大正14年）11月15日：浜厚真駅（はまあづまえき）に改称されました。
1927年（昭和2年）8月1日：国有鉄道に移管され、日高本線の駅となります。同時に駅名の読みを「はまあつま」に変更しました。
1943年（昭和18年）11月1日：日高本線の駅となります。
1972年（昭和47年）：苫小牧東部大規模工業基地開発に伴い、日高本線の付け替えが検討されましたが、開発縮小により実現しませんでした。
1977年（昭和52年）2月1日：貨物・荷物取り扱いを廃止。駅は無人化されました。
1986年（昭和61年）11月1日：電子閉塞導入により、運転要員も無人化されました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道に継承されました。
1987年（昭和62年）：貨車駅舎に改築されました。

駅名の由来は、「厚真」の海岸寄りにあることから「浜」を冠したものです。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅で、列車交換はできません。ホームは線路の南側に位置しています。

かつては相対式ホーム2面2線の交換駅でしたが、交換設備は廃止されました。駅舎は構内の南側にあり、車掌車を改造したものが使用されています。駅舎はかつてピンク色に塗られていましたが、2015年に地元の小学生によるデザインで塗り替えられ、波をモチーフにした白基調の爽やかな外観となっています。

利用状況

近年の一日平均乗車人員は減少傾向にあります。

駅周辺

駅周辺には苫小牧東部工業地帯が広がっています。かつて駅の近くを通っていた国道235号線がルート変更されたため、駅周辺は比較的静かです。

北海道道287号厚真浜厚真停車場線
国道235号
苫小牧港東港区
新日本海フェリー 苫小牧東港周文フェリーターミナル（駅から約1.6キロメートル）
苫東厚真発電所
厚真川
道南バス・あつまバス「浜厚真」停留所
浜厚真オフロードパーク

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

日高本線

勇払駅 - 浜厚真駅 - 浜田浦駅 - 鵡川駅

:打消線は廃駅

脚注

出典

JR北海道

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

浜厚真｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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