浜田浦駅

浜田浦駅（はまたうらえき）は、北海道勇払郡むかわ町田浦に位置していた北海道旅客鉄道（JR北海道）日高本線の廃駅です。事務管理コードは▲132203でした。

歴史

営業末期には、一部の列車が当駅を通過し、1日の上下合わせて12本の列車が停車していました。

1959年（昭和34年）12月18日：日本国有鉄道の駅として開業。旅客のみ取扱い。
1972年（昭和47年）10月：苫小牧東部大規模工業基地開発に伴う掘り込み水路新設のため、北海道知事から国鉄北海道総局に日高本線の付け替え要請がありました。この検討された付け替え路線の案では、沼ノ端駅を経由して現在の国道235号と並行しながら大きく北に迂回し、浜厚真駅の先で現在線と合流して当駅に至るものが検討されましたが、苫東地区の開発縮小により未成に終わりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
2021年（令和3年）7月：JR北海道からむかわ町に対し、当駅を廃止する意向が通知されました。
2022年（令和4年）6月：同月から翌7月にかけて行われた住民説明会において、当駅を廃止することで住民側と合意。
2023年（令和5年）3月18日：利用客減少に伴い、同日のダイヤ改正に併せ廃止。

駅名の由来

田浦地区の海岸寄りにあるため「浜」を冠しました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。ホームは線路の南西側（鵡川方面に向かって右手側）に存在していました。転轍機を持たない棒線駅となっていました。

開業時からの無人駅であり（苫小牧駅管理）、駅舎はありませんでしたが、ホームから少し離れた位置にコンクリートブロック造りの小さな待合所がありました。

利用状況

乗車人員は近年減少傾向にありました。

駅周辺

むかわ町と厚真町の境界付近に位置していました。

国道235号
勇払平野
大沼
長沼
入鹿別川 - 入鹿別大橋
道南バス「田浦第一」停留所（国道235号線沿い）

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

日高本線

浜厚真駅 - 浜田浦駅 - 鵡川駅

脚注

出典

JR北海道

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 浜田浦｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜鉄道・きっぷ｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

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