瑞芳駅

瑞芳駅は、台湾新北市瑞芳区に位置する台湾鉄路管理局（台鉄）の駅です。宜蘭線を主線とし、深澳線への乗り換え駅、そして平渓線の全列車が接続する重要な駅となっています。区間快車は、東部幹線において全列車が停車する数少ない駅の一つです。

概要

宜蘭線と深澳線の2路線が乗り入れています。深澳線の列車は、宜蘭線と平渓線と直通運転されており、一体的な運行が行われています。平渓線においては、すべての列車が当駅に乗り入れています。

九份や金瓜石方面へのバス路線が運行しており、平渓線の全列車が当駅に乗り入れることから、周辺観光地へのターミナルとしての役割を担っています。特に九份へ向かう日本人観光客が多く利用するため、駅構内には日本語による案内表記や、日本語を話せるボランティアガイドも配置されています。

当駅は基本的に全等級の列車が停車しますが、特急列車である普悠瑪号と太魯閣号は一部の列車のみが停車します。

歴史

1919年5月5日 - 八堵～瑞芳間の開通により開業。
1927年1月27日 - 猴硐まで延伸開業。
1967年10月31日 - 深澳線で旅客取扱を開始。
1989年8月21日 - 深澳線の旅客営業を停止。
2007年9月 - 深澳線が休止。
2014年1月9日 - 深澳線の旅客営業を再開。
2020年12月4日 - 土砂災害により、当駅以東の猴硐までが10日間不通となり、宜蘭線が折り返し運転となったほか、深澳線も平渓線との直通運転を中止。

駅構造

島式ホーム2面4線（1番・2番ホーム）と単式ホーム1面1線（3番ホーム）を有する地上駅です。駅舎と各ホームは地下連絡通路で結ばれています。有人改札が設置されています。

のりば

1番線：宜蘭線（下り）
2番線：宜蘭線（上り）
3番線：深澳線、平渓線

利用状況

近年の利用者数は以下の通りです。

（具体的な年別利用者数データは、原文に記載がないため割愛します。）

駅周辺

行政施設・公共施設

瑞芳区公所（区役所）
新北市政府警察局瑞芳分局瑞芳派出所
新北市瑞芳区戸政事務所
新北市衛生局瑞芳区衛生所
新北市立図書館瑞芳分館
財政部北区国税局瑞芳服務庁
新北市政府税捐稽徵處瑞芳分庁

教育機関

瑞芳高工
瑞芳国中
瑞芳国小

病院

瑞芳鉱工病院

その他施設

YouBike
瑞芳火車站
瑞芳区公所
中華郵政瑞芳郵局（基隆34支局）
台電瑞芳服務所
明燈路商店街
瑞芳第二市場（瑞芳12）
基隆河

バス路線・タクシー

駅の南側にはタクシー乗り場と基隆客運のバス停があります。九份までのタクシー料金は、どのタクシーを利用しても一律の協定価格（220元 ※2023年4月現在）となっています。

隣の駅

台湾鉄路管理局

宜蘭線：四脚亭駅 - 瑞芳駅 - 猴硐駅
深澳線：瑞芳駅 - 海科館駅

脚注

（脚注については、原文の情報を基に、リンクなどの詳細情報を省略しています。）

外部リンク

7360 瑞芳（繁体字中国語）（英語）（日本語） - 台湾鉄路管理局公式サイト
瑞芳車站 - ウェイバックマシン（2019年9月1日アーカイブ分） - 宜蘭運務段 （繁体字中国語）
Rueifang Station - ウェイバックマシン（2009年3月3日アーカイブ分） - （英語）

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