留萌駐屯地

留萌駐屯地について

留萌駐屯地（るもいちゅうとんち、JGSDF Camp Rumoi）は、北海道留萌市緑ヶ丘1-6に位置する陸上自衛隊の駐屯地です。この駐屯地には、第26普通科連隊をはじめとする様々な部隊が駐屯しており、地域の防衛に重要な役割を果たしています。

概要

留萌駐屯地の最寄りの演習場は、留萌演習場とマサリベツ演習場です。駐屯地司令は、第26普通科連隊長が兼務しています。この駐屯地は、北海道の防衛体制において重要な拠点の一つとなっています。

沿革

留萌駐屯地の歴史は、保安隊時代に遡ります。

保安隊時代
1953年（昭和28年）11月10日：名寄[[駐屯地]]から第3連隊第3大隊が移駐。
1953年（昭和28年）11月20日：日本人造石油K.K.（北海道工業試験場）の施設を取得・補修し、留萌駐屯地が開設。留萌駐屯地業務隊、第30会計隊第1分遣隊、北部地方通信所留萌支所が新編されました。
1954年（昭和29年）2月：北部地方通信所留萌支所が第329固定無線隊に称号変更。

陸上自衛隊留萌駐屯地
1954年（昭和29年）7月1日：陸上自衛隊の設置に伴い、留萌駐屯地が開設。第3連隊第3大隊は第3普通科連隊第3大隊に称号変更。
1954年（昭和29年）9月26日：第3普通科連隊第3大隊が第10普通科連隊第1大隊に改編。第30会計隊第1分遣隊が第346会計隊に称号変更。第330警務隊留萌分遣隊が新編されました。
1960年（昭和35年）1月：第329固定無線隊が第329基地通信隊に、第330警務隊留萌分遣隊が第338警務隊に称号変更。
1962年（昭和37年）1月18日：第10普通科連隊第1大隊が第26普通科連隊に改編され、第2師団に隷属。
1973年（昭和48年）3月：第338警務隊が第106地区警務留萌派遣隊に称号変更。
1974年（昭和49年）3月：第329基地通信隊が第301基地通信中隊留萌派遣隊に称号変更。
1995年（平成7年）3月28日：第26普通科連隊第4普通科中隊が旭川[[駐屯地]]へ移駐（第9普通科連隊廃止に伴う代替処置）。
2008年（平成20年）3月26日：駐屯部隊の新改編。第2後方支援連隊第2整備大隊第3普通科直接支援中隊が新編、第106地区警務留萌派遣隊が第119地区警務隊留萌派遣隊に改編。
2015年（平成27年）3月26日：会計隊の改編に伴い、第346会計隊が廃止され、第343会計隊留萌派遣隊が配置。
2021年（令和3年）3月18日：第343会計隊留萌派遣隊が第346会計隊に改編。
2022年（令和4年）3月17日：第101電子戦隊の一部が新編。

駐屯部隊

留萌駐屯地には、以下の部隊が駐屯しています。

陸上総隊隷下部隊
電子作戦隊
第101電子戦隊(一部)
北部[[方面隊]]隷下部隊
第2師団
第26普通科連隊（第4普通科中隊を除く）
第2後方支援連隊
第2整備大隊
第3普通科直接支援中隊
北部方面システム通信群
第101基地システム通信大隊
第301基地通信中隊 留萌派遣隊
北部方面会計隊
第346会計隊
留萌駐屯地業務隊
防衛大臣直轄部隊
警務隊
北部方面警務隊
第119地区警務隊 留萌派遣隊

最寄りの幹線交通

留萌駐屯地へのアクセスには、以下の交通手段が利用できます。

一般道: 国道231号、国道232号、国道233号、北海道道1048号留萌小平線
鉄道: JR北海道留萌本線 留萌駅
港湾: 留萌港（重要港湾）、増毛港、羽幌港（地方港湾）

まとめ

留萌駐屯地は、北海道の防衛において重要な役割を担う自衛隊の拠点です。その歴史は長く、多くの変遷を経て現在の体制に至っています。駐屯する部隊は多岐にわたり、地域の安全を守るために日々活動しています。

関連項目

陸上自衛隊の駐屯地一覧

外部リンク

留萌駐屯地
* 留萌駐屯地 (@jgsdf_RUMOI) - X（旧Twitter）

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