石川雄規

石川雄規（いしかわ ゆうき）

基本情報

• - 本名: 石川 豊彦（いしかわ とよひこ）
• - 生年月日: 1967年2月8日

石川雄規は、日本のプロレス界で長年活躍しているプロレスラーです。外国人レスラーたちからは、本名の「豊彦」を発音しづらいため、愛称として「TOY（トーイ）」と呼ばれています。

経歴

石川は、アントニオ猪木に憧れる若者として、日本大学を卒業後にプロレスラーの道を選びます。その夢を追いかけ、アメリカへ渡りました。そこで体験したのは、名レスラーでトレーナーであるカール・ゴッチの紹介を受け、ボリス・マレンコが運営する道場で厳しいトレーニングを積んだことです。

日本に帰国後の1991年、石川はプロフェッショナルレスリング藤原組に入団し、1992年4月19日の東京体育館大会で高橋和生と対戦しプロレスデビューを果たしました。その試合は多くのファンの記憶に残るものとなりました。

さらに、1993年には正道会館が主催した「トーワ杯カラテ・ジャパン・オープン」に出場。ここで佐竹雅昭との対戦を経験し、左ハイキックでKO負けを喫しますが、この結果から大会特別賞を受賞しました。これにより、レスリングのみならず他の格闘技でも実力を見せ付けることができました。

1995年には新日本プロレスの「ヤングライオン杯争奪リーグ戦」にも出場し、着実にキャリアを積んでいきましたが、同年11月には藤原組のリストラ方針に反発し、他の選手たちと共に退団しました。その後、12月には新たに格闘探偵団バトラーツを設立し、主宰者として新たな挑戦を開始します。

バトラーツでは1996年に小田原市で旗揚げ戦を行い、新たなプロレスの形を提案しました。その後のキャリアでは、多数のイベントに参加し、多くの若手選手を指導するなど、プロレスの普及にも寄与しています。特に2008年にはプロレスリングZERO1-MAXで男女混合タッグマッチに出場し、その個性的なムーブで観客を楽しませました。

また、石川は日本テレビの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」などのバラエティ番組にも出演し、プロレスラーとしての一面を見せています。特に、視聴者の予想を裏切るシーンでの活躍が印象に残ります。

2013年には、WWE出身のサンティーノ・マレラからの誘いを受けてカナダに移住し、プロレスと総合格闘技の道場のコーチとして活動するなど、国際的な舞台でも名を馳せています。

得意技

石川雄規は、そのリング内での技術も多岐に渡ります。特に、以下の技術が得意とされています。

• - リバースバイパーホールド
• - 胴締めスリーパーホールド
• - 情念固め
• - 腕取り式逆片エビ固め
• - 卍固め

このような技を駆使し、観客に驚きとエンターテイメントを提供しています。

その他の情報

入場曲

• - 初代: Atlantic Crossing（柴田直人プロジェクト）
• - 2代目: OLD / NEW（吉田兄弟）

タイトル歴

• - ヤングジェネレーションバトル優勝
• - NWAインターコンチネンタルタッグ王座

映画出演

石川は、映画『餓狼伝』に出演し、主人公のライバル役としても知られています。

彼のリング上でのパフォーマンスと、多彩な活動により、石川雄規の名前はプロレス界で今なお輝き続けています。

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