福島県道52号土湯温泉線

福島県道52号土湯温泉線は、福島県福島市に位置する主要地方道であり、土湯温泉町と松川町沼袋を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

この路線は、福島市西部と南部を結ぶルートとして機能しており、特に起点の土湯温泉周辺では、温泉街へのアクセス道路として重要な役割を果たしています。道幅は対向1車線で整備されており、国道115号土湯バイパスと重複する区間も存在します。阿武隈川水系東八川沿いの田園地帯を通り、松川町へと至ります。松川町内では一部区間で道幅が狭くなる箇所もあります。

歴史的な側面も見逃せません。福島県道114号福島安達線から西側は旧米沢街道、東側は旧奥州街道の一部に相当し、古くからの交通路としての役割も担っています。

路線データ

起点：福島県福島市土湯温泉町字下ノ町
終点：福島県福島市松川町沼袋
総延長：19.000km
実延長：17.665km

歴史

1982年4月1日：主要地方道土湯温泉線として指定
1983年1月11日：福島県が県道路線として認定
1993年5月11日：建設省が主要地方道として指定

路線状況

重用路線:

国道115号土湯バイパス（福島市土湯温泉町字悪戸尻 - 同市土湯温泉町字横道）
福島県道114号福島安達線（福島市松川町字本町地内）

新道・バイパス:

狼ヶ森工区：狼ヶ森地区の集落を迂回するバイパス。2019年3月29日に全線開通。

道路施設

東吾妻橋: 阿武隈川水系荒川支流の東鴉川を渡る橋。温泉街に位置し、広大な歩道が特徴。中の湯の駐車場としても利用。
小池橋: 東北自動車道を渡る橋。
松川跨線橋: JR東北本線を渡る橋。JR松川駅の北側に位置し、踏切の除却のために建設。鋼床版箱桁橋が採用され、桁高が抑えられています。

地理

通過する自治体:

福島市

交差する道路:

国道115号土湯バイパス
福島県道148号水原福島線
E4東北自動車道 福島松川スマートインターチェンジ
福島県道114号福島安達線
福島県道192号松川停車場戸ノ内線
福島県道147号松川渋川線
国道4号福島南バイパス・福島県道51号霊山松川線

沿線にある施設:

土湯温泉
福島カントリークラブ
福島市立水原小学校
福島市役所松川支所
松川郵便局

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