第7回日本アカデミー賞

第7回日本アカデミー賞の概要

1984年2月16日、日本アカデミー賞の第7回授賞式が東京プリンスホテルにて開催されました。開催の司会を務めたのは、フランキー堺さんと沢田亜矢子さんでした。この年の授賞式では、多くの素晴らしい作品や才能ある俳優たちが讃えられました。

各賞の受賞結果

最優秀作品賞

• - 楢山節考

優秀作品賞

• - 家族ゲーム
• - 細雪
• - 戦場のメリークリスマス
• - 南極物語

最優秀監督賞

• - 五社英雄（作品: 陽暉楼）

優秀監督賞

• - 市川崑（作品: 細雪）
• - 今村昌平（作品: 楢山節考）
• - 大島渚（作品: 戦場のメリークリスマス）
• - 森田芳光（作品: 家族ゲーム）

最優秀脚本賞

• - 高田宏治（作品: 陽暉楼）

優秀脚本賞

• - 今村昌平（作品: 楢山節考）
• - 大野靖子（作品: 居酒屋兆治）
• - 田中陽造（作品: 魚影の群れ）
• - 森田芳光（作品: 家族ゲーム）

最優秀主演男優賞

• - 緒形拳（作品: 楢山節考、陽暉楼、魚影の群れ）

優秀主演男優賞

• - 加藤嘉（作品: ふるさと）
• - 松田優作（作品: 家族ゲーム）
• - 森繁久彌（作品: 小説吉田学校）
• - 渡瀬恒彦（作品: 泪橋、時代屋の女房）

最優秀主演女優賞

• - 小柳ルミ子（作品: 白蛇抄）

優秀主演女優賞

• - 池上季実子（作品: 陽暉楼）
• - 坂本スミ子（作品: 楢山節考）
• - 田中裕子（作品: 天城越え、男はつらいよ 花も嵐も寅次郎）
• - 夏目雅子（作品: 魚影の群れ、時代屋の女房）

最優秀助演男優賞

• - 風間杜夫（作品: 陽暉楼、人生劇場）

優秀助演男優賞

• - 伊丹十三（作品: 家族ゲーム、居酒屋兆治、細雪、迷走地図）
• - 佐藤浩市（作品: 魚影の群れ、日本海大海戦 海ゆかば）
• - 田中邦衛（作品: 居酒屋兆治、三等高校生、逃がれの街）
• - ビートたけし（作品: 戦場のメリークリスマス）

最優秀助演女優賞

• - 浅野温子（作品: 陽暉楼、汚れた英雄）

優秀助演女優賞

• - 加藤登紀子（作品: 居酒屋兆治）
• - 十朱幸代（作品: 魚影の群れ、この子を残して）
• - 倍賞美津子（作品: 陽暉楼、楢山節考）
• - 由紀さおり（作品: 家族ゲーム）

最優秀音楽賞

• - 佐藤勝（作品: 陽暉楼、海嶺、せんせい）

優秀音楽賞

• - 池辺晋一郎（作品: 楢山節考、オキナワの少年）
• - 加藤和彦（作品: だいじょうぶマイ・フレンド、探偵物語）
• - 坂本龍一（作品: 戦場のメリークリスマス）
• - ヴァンゲリス（作品: 南極物語）

最優秀撮影賞

• - 森田富士郎（作品: 陽暉楼、伊賀忍法帖）

優秀撮影賞

• - 椎塚彰（作品: 南極物語）
• - 栃沢正夫（作品: 楢山節考）
• - 羽方義昌（作品: 天城越え）
• - 長谷川清（作品: 細雪）

最優秀照明賞

• - 増田悦章（作品: 陽暉楼、伊賀忍法帖）

優秀照明賞

• - 川島晴雄（作品: 南極物語）
• - 岩木保夫（作品: 楢山節考）
• - 宮原敬（作品: 天城越え）
• - 佐藤幸次郎（作品: 細雪）

最優秀美術賞

• - 西岡善信、山下謙爾（作品: 陽暉楼）

優秀美術賞

• - 桑名忠之（作品: 白蛇抄）
• - 戸田重昌（作品: 戦場のメリークリスマス）
• - 村木忍（作品: 細雪）
• - 芳野尹孝（作品: 楢山節考、時代屋の女房、この子を残して）

最優秀録音賞

• - 紅谷愃一（作品: 楢山節考、居酒屋兆治）

優秀録音賞

• - 大橋鉄矢（作品: 細雪）
• - 小野寺修（作品: 家族ゲーム、みゆき）
• - 林鑛一（作品: 白蛇抄）
• - 平井清重（作品: 陽暉楼）

最優秀外国作品賞

• - 愛と青春の旅だち

優秀外国作品賞

• - ガンジー
• - ソフィーの選択
• - 隣の女
• - フラッシュダンス

新人俳優賞

• - 金子正次（作品: 竜二）
• - 杉本哲太（作品: 白蛇抄）
• - 宮川一朗太（作品: 家族ゲーム）
• - 仙道敦子（作品: 細雪、白蛇抄）
• - 原田知世（作品: 時をかける少女）
• - 渡辺典子（作品: 積木くずし）

話題賞

• - 作品部門: 戦場のメリークリスマス
• - 俳優部門: タロ、ジロ（作品: 南極物語）

このようにして、第7回日本アカデミー賞は、日本映画界の優れた才能と作品を評価し、盛り上げる重要なイベントとなりました。

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