篠宮敏久

篠宮敏久について

篠宮敏久（しのみや としひさ）は、日本を代表する男性総合格闘家であり、卓越したブラジリアン柔術家でもあります。彼は現代の格闘技シーンにおいて多くのファンを魅了し続けており、その多才なスキルセットは特に注目されています。彼は綱島柔術アカデミーに所属し、格闘技の技術を磨いてきました。

来歴

篠宮は大学時代に体育学を専攻し、最初はレスリングと柔道を学びましたが、その後ブラジリアン柔術に転向しました。2009年には「デラヒーバカップ」と呼ばれる柔術大会でアダルト紫帯レーヴィ級において優勝。この成功が彼の格闘技キャリアのスタートとなりました。

2010年1月17日、彼は大森ゴールドジムで「SWAT!-GXトーナメント」にプロデビューを果たしますが、初戦は浅野誉也選手との対戦で判定負けという結果になりました。しかし、その後SWAT!やZSTのGT-F（グラップリングルール）の試合で活躍し、2014年にはGT-Fオープントーナメントで戸井田カツヤと対戦しました。2016年9月18日にはZST GTルールで小林孝秀戦に出場し、引き分けという結果を残しました。

プロレスとの関わり

篠宮はプロレスにも強い興味を持っており、草プロレス団体「RAW」には早い段階から参加しました。2007年4月29日には、板橋区小豆沢体育館にて行われたRAWプレ旗揚げ戦VOL.6に出場し、アマチュアプロレスデビューを果たしました。

また、2012年2月に西調布格闘技アリーナで開催された大会にプロレスとして出場し、小林裕選手と対戦しました。この試合はZSTのグラップリングルールで行われました。2014年8月23日にはDDT主催の「ハードヒット　～G-generation～」に出場し、川村亮＆シバターとタッグを組んで初めてのタッグマッチに挑みました。2015年には「シアタープロレス鎌倉花鳥風月」の旗揚げ戦に参加し、HAMATANI選手との対戦で勝利を収めました。

篠宮はプロレスに対する愛情が強く、様々なプロレス団体で試合を重ねています。特に、ZSTにおいては元プロレスラーの澤宗紀選手と引き分けという結果を残したことがあります。2015年の後半からはヒール軍団「オウンゴール」に加入し、リングネームを「黒い篠宮」として活動しました。

人物とエピソード

篠宮敏久の趣味は主にプロレス観戦とプロレスごっこであり、彼のファンを楽しませるために回ったり跳ねたりすることも楽しんでいます。彼はプロ意識が高く、観客との交流を大切にしています。また、勝村周一朗選手がセコンドに着いた際には、ペットボトルの栓を固く締められ、インターバル中に水分補給ができなくなるというお約束のエピソードもあります。

得意技

彼の得意技の一つに、篠宮ポジションからの腕膝十字固めがあります。この技術は彼の試合でしばしば見ることができ、彼の強力なグラップリングスキルを示しています。

戦績

篠宮敏久は総合格闘技の舞台で数々の実績を残しており、今後の活躍が期待される選手です。

入場曲

彼の入場曲には「勝利の笑みを 君と（ウカスカジー）」があり、リングでの存在感を一層引き立てています。また、「暴れん坊将軍のテーマ（菊池俊輔）」は、「黒い篠宮」として登場する際に使用されます。

篠宮敏久は、格闘技とプロレスの両方に情熱を注ぐ才能あふれる選手です。

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