緬甸方面軍

緬甸方面軍（ビルマほうめんぐん）

緬甸方面軍は、第二次世界大戦中に大日本帝国陸軍が編成した方面軍の一つです。南方軍の隷下部隊として、その名の通りビルマ（現在のミャンマー）方面における作戦と防衛を担当しました。1943年（昭和18年）3月27日に編成され、終戦までビルマ・モールメンを拠点として活動しました。

概要

• - 通称号: 森
• - 編成時期: 1943年（昭和18年）3月27日
• - 最終位置: ビルマ・モールメン
• - 上級部隊: 南方軍

指揮官

緬甸方面軍は、以下の将官が司令官を務めました。

• - 司令官

- 河辺正三 中将：1943年3月18日 - 1944年8月30日
- 木村兵太郎 中将：1944年8月30日 - 1946年4月19日
- （代）本多政材 中将：1946年4月19日 - 1947年8月23日

• - 参謀長

- 中永太郎 少将：1943年3月18日 - 1944年9月22日
- 田中新一 中将：1944年9月27日 - 1945年5月23日
- 四手井綱正 中将：1945年5月23日 - 1945年7月29日
- 欠員：1945年7月29日 -

• - 参謀副長

- 磯村武亮 少将：1943年3月18日 -
- 一田次郎 少将：1944年3月22日 -

• - 高級参謀

- 片倉衷 大佐：1943年3月18日 -
- 青木一枝 大佐：1944年4月8日 - 1945年6月8日
- 芦川春雄 大佐：1945年7月13日 -

最終所属部隊

緬甸方面軍の指揮下には、以下の部隊が所属していました。

• - 第28軍

- 第54師団

• - 第33軍

- 第18師団
- 第31師団
- 第33師団
- 第49師団
- 第53師団
- 独立混成第24旅団
- 独立混成第72旅団
- 独立混成第105旅団：松井秀治少将

関連項目

• - 近代陸軍の編制

参考文献

• - 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
• - 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
• - 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。

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