董彦

董彦（とう げん）

董彦（ドン・イェン、1977年8月8日 - ）は、中華人民共和国の囲碁棋士。陝西省西安市出身。中国囲棋協会に所属し、七段の段位を持つ。

経歴

6歳で囲碁を始めた董彦は、李偉、李明健らの指導を受け、早くからその才能を開花させた。南京ではアマチュア強豪の姚健科、張乃勝からも指導を受ける。1988年には河北省体育局体工大隊に入り、1989年に棋童杯で優勝。1990年に初段となり、国家少年隊入りを果たす。翌1991年には全国少年戦で準優勝。

1997年には全国囲棋個人戦で3位入賞。1998年に六段に昇段。1999年と2001年にはNEC杯新秀戦で優勝し、日中スーパー囲碁の俊英戦に出場。山下敬吾には0-2、溝上知親には1-2という結果だった。2000年には天元戦で挑戦者となるも、常昊に1-3で敗退。同年七段に昇段。

2002年には天元戦トーナメントでベスト4に進出。2003年には名人戦トーナメントでもベスト4入りを果たした。

中国囲棋甲級リーグでは、1999年から河北チームの一員として出場。2001年から2002年にかけて13連勝という記録を打ち立てた。2009年には成都チームで監督兼選手として出場。中国棋士ランキングでは2002年に13位にランクインしている。

2007年には崑山市に董彦囲棋道場を設立し、後進の育成にも力を入れている。

タイトル歴

NEC杯新秀戦: 1999年、2001年

その他の棋歴

国際棋戦

日中スーパー囲碁俊英戦
1999年: 0-2 山下敬吾
2001年: 1-2 溝上知親
CSK杯[[囲碁アジア対抗戦]]
2003年: 1-2（×劉昌赫、○黄祥任、×依田紀基）

国内棋戦

天元戦 挑戦者: 2000年
全国囲棋個人戦: 3位（1997年）、4位（1998年）
棋聖戦: 1999年 六段戦優勝、全段争覇戦優勝
中国囲棋甲級リーグ戦
1999年（河北恒信）
2000年（河北恒信）
2001年（河北恒信）
2002年（河北金玉）16-5
2003年（河北恒信、降級）7-13
2005年（香港新世界、降級）
2007年（西財行知学院、降級）8-8
2009年丙級（成都悠然淡藍）監督

外部リンク

華奥星空体育明星「董彦」
新浪「董彦」
奇譜士「董彥」
董彦的BLOG

もう一度検索