蘇澳新駅について
蘇澳新駅は、
台湾鉄路管理局(
台湾鉄路)に属する駅で、
宜蘭県蘇澳鎮に位置しています。この駅は、
台湾東部幹線において重要な役割を果たしており、
自強号、
莒光号、区間快車、
区間車など、多くの列車が停車します。特に、
台湾東部を南北に結ぶ蘇花公路が、豪雨などの災害で交通規制される際には、その代替輸送手段として臨時列車が運行されることがあります。このため、観光客や団体客が、駅前で待機する観光バスに乗り換える姿がよく見られます。
最近では、団体客や観光客の需要に対応するため、宜蘭・蘇澳新と花蓮間を運行する区間快車が登場し、利便性が向上しています。
歴史
蘇澳新駅は、その歴史の中で何度か名称変更を行っています。
1968年4月15日:南新城駅として開業しました。
1968年8月10日:貨物取扱を開始しました。
1975年1月1日:南聖湖駅へと改称されました。
1982年1月1日:現在の蘇澳新駅へと改称されました。
2014年7月18日:二等駅から一等駅へと昇格しました。この時、代わりに蘇澳駅が一等駅から二等駅へと降格しています。
駅構造
蘇澳新駅は、島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎が設けられています。送迎用の車両は、直接2階の駅舎に乗り付けることができる構造となっています。
利用状況
台湾を一周する中国人団体観光客は、通常はバスで移動することが多いのですが、蘇花公路の安全上の問題から、この区間では鉄道が利用されることが多くなっています。そのため、太魯閣新城駅での乗車数と蘇澳新駅での下車数が、通常の数倍に跳ね上がることがあります。
駅周辺
蘇澳新駅周辺には、以下の観光スポットや地域があります。
武荖坑風景区:自然豊かな景観が楽しめる観光地です。
馬賽地区:蘇澳鎮永榮里に位置する地域です。
隣の駅
台湾鉄路管理局
宜蘭線:新馬駅 -
蘇澳新駅 - 蘇澳駅
北廻線:蘇澳新駅 - 永春駅 - 永楽駅
脚注
註釈
特にありません。
出典
台湾鉄路管理局の公式サイトなどの情報を参照しています。
外部リンク
台湾鉄路管理局
駅と周辺情報>蘇澳新 (日本語)
駅と周辺情報>蘇澳新 (中国語)
駅と周辺情報>蘇澳新 (英語)
(旧サイト) 蘇澳新站 - ウェイバックマシン
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(旧サイト) Suaosin Station - ウェイバックマシン